特許
J-GLOBAL ID:201603002445246372

医療用弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 特許業務法人笠井中根国際特許事務所 ,  笠井 美孝 ,  中根 美枝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-134567
公開番号(公開出願番号):特開2016-172160
出願日: 2016年07月06日
公開日(公表日): 2016年09月29日
要約:
【課題】薬液等の流体の滞留を防止出来ると共に、弁体の耐久性が向上される、新規な構造の医療用弁を提供すること。【解決手段】ディスク形状の弾性弁体38の外周部分に設けた環状溝54,56に対して係止突部70,80を係止させることで、流体流路の開口部分を構成する開口部材に対して弾性弁体38が配設されるようになっており、環状溝54,56よりも外周側に設けられた弾性弁体38の環状固定部46が開口部材によって固定的に支持されている一方、弾性弁体38の内面に向かって開口して凹溝部が形成されており、雄コネクタ104がスリット48に挿し入れられた際に凹溝部の内面形状の弾性変形が許容されることで雄コネクタ104のスリット48への差し入れ抵抗が小さくされるようにした。【選択図】図14
請求項(抜粋):
流体流路の開口部分を構成する開口部材に対して、中央部分にスリットが形成されたディスク状の弾性弁体が装着されており、該弾性弁体の該スリットに雄コネクタを繰り返し挿抜可能とされた医療用弁であって、 前記弾性弁体の外周部分の内外両面においてそれぞれ周方向に延びる環状溝が形成されることにより環状の括れ状部が設けられて、該弾性弁体における該括れ状部よりも外周側が環状固定部とされていると共に、前記開口部材に対して開口部側から環状リングが組み付けられており、該弾性弁体の内外両面に形成された該環状溝にそれぞれ係止される内外の係止突部が該開口部材と該環状リングに形成されて、前記環状固定部が該開口部材によって固定的に支持されている一方、該弾性弁体の内面において該係止突部の先端部が該環状溝に当たって係止されていると共に、該係止突部の内周側を周方向に延びる凹溝部が該弾性弁体の内面に向かって開口して形成されており、前記雄コネクタが該スリットに挿し入れられた際に該凹溝部の内面形状の弾性変形が許容されるようになっていることを特徴とする医療用弁。
IPC (1件):
A61M 39/26
FI (1件):
A61M39/26
Fターム (6件):
4C066AA07 ,  4C066BB01 ,  4C066CC01 ,  4C066JJ03 ,  4C066JJ05 ,  4C066LL08
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (1件)

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