特許
J-GLOBAL ID:201603002522004581

可変容量圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 笹島 富二雄 ,  小川 護晃 ,  荒木 邦夫
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-022799
公開番号(公開出願番号):特開2013-160140
特許番号:特許第5999622号
出願日: 2012年02月06日
公開日(公表日): 2013年08月19日
請求項(抜粋):
【請求項1】 環状に配列された複数のシリンダボアと、その内側に配置されたセンタボアとが区画形成されたシリンダブロックと、 前記シリンダブロックの一端側を閉塞し、前記シリンダブロックとの協働によりクランク室を画成するフロントハウジングと、 前記シリンダブロックの他端側を閉塞し、前記シリンダボアと連通する吐出孔及び吸入孔が形成されたバルブプレートと、 前記バルブプレートを挟んで前記シリンダブロックと対向して設けられ、吸入側外部冷媒回路に連通する吸入室と吐出側外部冷媒回路に連通する吐出室との一方が中央部に、他方が該中央部外側の環状部に画成して形成されたシリンダヘッドと、 一端が前記センタボアに挿通され、滑り軸受を介して前記シリンダブロックにラジアル支持された駆動軸と、 前記複数のシリンダボアに配設され、前記駆動軸の軸方向に往復運動するピストンと、 前記駆動軸に固定されて前記駆動軸と一体に回転するロータと、 前記ロータと連結手段を介して連結し、前記ロータと同期回転して前記駆動軸の軸線に対して傾角が可変となるように前記駆動軸に摺動自在に取り付けられた斜板と、 前記斜板の回転を前記ピストンの往復運動に変換する変換機構と、 前記吐出室と前記クランク室とを連通する圧力供給通路と、 前記圧力供給通路の開度を調整する制御弁と、 前記クランク室と前記吸入室とを連通する放圧通路と、 を備え、 前記制御弁の開度調整により前記クランク室の圧力を変化させ、前記斜板の傾角を変更して前記ピストンのストロークを調整し、前記吸入室から前記シリンダボアに吸入された冷媒を圧縮して前記吐出室に吐出する可変容量圧縮機において、 前記圧力供給通路の下流部を、前記駆動軸内の中心軸に沿って形成された上流側通路と、該上流側通路に交差して繋がり、クランク室に連通する開口端を有して形成された下流側通路とを含んで構成し、 前記センタボアは、前記滑り軸受を支持する第1ボアと、 前記第1ボアと前記バルブプレートとの間に配置され、前記バルブプレート側の領域の周壁が前記第1ボアより径方向外側に配置された第2ボアと、 前記クランク室に接続し、周壁が前記第1ボアより径方向外側に配置され、該周壁と前記第1ボアとを接続する底壁を有する第3ボアと、 を備え、 前記圧力供給通路は、 前記第2ボアと、 前記第2ボアと前記吐出室とを連通する第1通路と、 前記第2ボアと連通し、前記駆動軸の一端面から該駆動軸の内部に向けて軸方向に延設されて前記上流側通路を構成する第2通路と、 前記第2通路とほぼ直交して前記駆動軸の外周面に開口し、前記クランク室に連通するように形成されて前記下流側通路を構成する第3通路と、 を備え、 前記第3通路の軸線の前記駆動軸の軸線方向の位置は前記第3ボア内にあって、前記クランク室側の前記シリンダボア端面の軸方向位置の近傍に配置され、前記第3通路は前記第3ボアの周壁に向けて開口していることを特徴とする可変容量圧縮機。
IPC (3件):
F04B 27/12 ( 200 6.01) ,  F04B 27/18 ( 200 6.01) ,  F04B 49/16 ( 200 6.01)
FI (3件):
F04B 27/12 Q ,  F04B 27/18 A ,  F04B 49/16
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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