特許
J-GLOBAL ID:201603002570786729

伝達関数演算装置、およびプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 隆
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-049903
公開番号(公開出願番号):特開2013-186606
特許番号:特許第5987365号
出願日: 2012年03月07日
公開日(公表日): 2013年09月19日
請求項(抜粋):
【請求項1】 可聴帯域のうちの第1の周波数帯域における仮想発音体の伝達関数の周波数軸上における関数値を表す第1のデータ列、および下限周波数が前記第1の周波数帯域の下限周波数と等しくかつ上限周波数が前記第1の周波数帯域の上限周波数よりも高い第2の周波数帯域における前記仮想発音体の伝達関数の周波数軸上における関数値を表す第2のデータ列を取得する取得手段と、 前記第1のデータ列の表す伝達関数と前記第2のデータ列の表す伝達関数とが周波数軸上において滑らかに繋がるように、前記第1および第2のデータ列の少なくとも一方に加工を施し、同一の周波数に対応するデータ同士を重み付けしつつ結合し、前記第1の周波数帯域の下限周波数から前記第2の周波数帯域の上限周波数までの周波数帯域における前記仮想発音体の伝達関数を表すデータ列として出力する伝達関数結合手段と、を有し、 前記第1のデータ列は前記仮想発音体についての数値シミュレーションにより演算されるデータ列である一方、前記第2のデータ列は前記仮想発音体と近似した発音特性を有する参照発音体を稼動させて実測されたインパルス応答から演算されるデータ列であり、 前記各伝達関数は複素関数であり、 前記伝達関数結合手段は、 前記第1のデータ列の表す伝達関数の振幅特性のグラフ曲線と前記第2のデータ列の表す伝達関数の振幅特性のグラフ曲線とが滑らかに繋がり、かつ、前記第1のデータ列の表す伝達関数の位相特性のグラフ曲線と前記第2のデータ列の表す伝達関数の位相特性のグラフ曲線とが滑らかに繋がるように、前記仮想発音体についての数値シミュレーションと同一の数値シミュレーションを前記参照発音体について行うことにより求めた参照伝達関数の前記第1の周波数帯域における振幅の平均値と前記加工を施すデータ列の表す伝達関数の前記第1の周波数帯域における振幅の平均値とが一致するように当該データ列に加工を施し、さらに、前記参照伝達関数の位相特性のグラフ曲線の勾配が一定であり、かつ前記加工を施すデータ列の表す伝達関数の位相特性のグラフ曲線の勾配も一定となっている周波数帯域における両グラフ曲線の平均勾配が一致するように当該データ列に加工を施す ことを特徴とする伝達関数演算装置。
IPC (2件):
G06F 17/50 ( 200 6.01) ,  G01H 17/00 ( 200 6.01)
FI (2件):
G06F 17/50 612 G ,  G01H 17/00 C
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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