特許

J-GLOBAL ID：201603002593757742

摺動部材

発明者： 岸 美里 ,  不破 良雄 ,  梅原 徳次 ,  野老山 貴行 ,  上坂 裕之 ,  北爪 一考
出願人/特許権者： トヨタ自動車株式会社 ,  国立大学法人名古屋大学
代理人 (4件)： 平木 祐輔 ,  関谷 三男 ,  石川 滝治 ,  美馬 保彦
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2015-026019
公開番号（公開出願番号）：特開2016-148088
出願日： 2015年02月13日
公開日（公表日）： 2016年08月18日
要約：

【課題】潤滑油が摺動面に供給された状態において、低摩擦特性を発現することができる摺動部材を提供する。【解決手段】潤滑油が摺動面に供給された状態で摺動する摺動部材であって、前記摺動部材は、基材の表面に珪素および窒素を含有した非晶質炭素皮膜が被覆されており、前記非晶質炭素皮膜の表面である前記摺動面の十点平均粗さRzは、40〜51nmであり、前記非晶質炭素皮膜に対して、ラマン分光分析を行うことにより得られたラマンスペクトルのGバンドのピーク強度PGに対するC=N結合のピーク強度PC=Nの比PC=N/PGが、0.35以上である。【選択図】図1

請求項（抜粋）：

潤滑油が摺動面に供給された状態で摺動する摺動部材であって、 前記摺動部材は、基材の表面に珪素および窒素を含有した非晶質炭素皮膜が被覆されており、 前記非晶質炭素皮膜の表面である前記摺動面の十点平均粗さRzは、40〜51nmであり、 前記非晶質炭素皮膜に対して、ラマン分光分析を行うことにより得られるラマンスペクトルのGバンドのピーク強度PGに対するC=N結合のピーク強度PC=Nの比PC=N/PGが、0.35以上であることを特徴とする摺動部材。

IPC (2件)：

C23C 16/26 ,  C01B 31/02

FI (2件)：

C23C16/26 ,  C01B31/02 101Z

Fターム (32件)：

4G146AA01 ,  4G146AB07 ,  4G146AC01A ,  4G146AC01B ,  4G146AC16A ,  4G146AC16B ,  4G146AC21B ,  4G146AD02 ,  4G146AD26 ,  4G146BA11 ,  4G146BA12 ,  4G146BA40 ,  4G146BA48 ,  4G146BC09 ,  4G146BC16 ,  4G146BC23 ,  4G146BC27 ,  4G146BC32B ,  4G146BC38B ,  4K030AA09 ,  4K030AA11 ,  4K030AA16 ,  4K030AA18 ,  4K030BA24 ,  4K030BA27 ,  4K030BA29 ,  4K030BB05 ,  4K030CA02 ,  4K030CA12 ,  4K030FA01 ,  4K030LA01 ,  4K030LA23