特許
J-GLOBAL ID:201603002683019724

継手および継手組立体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 新樹グローバル・アイピー特許業務法人
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2013069318
公開番号(公開出願番号):WO2014-013994
出願日: 2013年07月16日
公開日(公表日): 2014年01月23日
要約:
サイズが大きな場合であっても、チューブの抜けや流体の漏れを抑制させることが可能な継手および継手組立体を提供する。リング(70)は、ナット(30)の内側であって、チューブ(90)の外側に配置され、チューブ(90)よりも弾性率が高い。リング(70)は、以下の条件を満たす弾性率を有している。チューブ(90)に対して本体(20)、ナット(30)およびリング(70)が連結された状態において、リング(70)が弾性領域内の状態にある場合には、リング(70)が自身の応力によって、チューブ(90)を径方向外側から径方向内側に向けて押すことが可能である。また、リング(70)が弾性領域を超えた状態である場合には、拡張したリング(70)がナット(30)の径方向内側表面によって径方向内側に押されることによって、チューブ(90)を径方向外側から径方向内側に向けて押すことが可能である。
請求項(抜粋):
樹脂によって少なくとも内側表面が構成されているチューブ(90)に接続される継手(100)であって、 一端に設けられたチューブ連結部(22)と、外周面において前記チューブ連結部より外径が大きくなるように設けられた本体ねじ山部(23)と、を有し、軸方向に延びた貫通孔(26)が形成されている本体(20)と、 軸方向の一端側から軸方向の他端側に向けて前記本体の前記チューブ連結部が挿入された状態で前記本体ねじ山部と螺合可能なナットねじ山部(34)と、前記軸方向の他端側に設けられており前記ナットねじ山部よりも内径が小さい縮径部(36)と、前記縮径部に対して前記軸方向の一端側を向くように形成された被当接部(37)と、を有するナット(30)と、 前記ナットの前記ナットねじ山部よりも径方向内側の空間に配置され、前記チューブよりも弾性率が高く、前記ナットの前記被当接部に当接する少なくとも1つのリング(70)と、 を備え、 前記チューブに対して前記本体、前記ナットおよび前記リングが連結された状態において、 前記リングが弾性領域内の状態にある場合には、前記リングが自身の応力によって、前記チューブを径方向外側から径方向内側に向けて押しており、 前記リングが弾性領域を超えた状態である場合には、拡張した前記リングが前記ナットの径方向内側表面によって径方向内側に押されることによって、前記チューブを径方向外側から径方向内側に向けて押すこと が可能となるような弾性率を前記リングが有している、 継手。
IPC (1件):
F16L 33/24
FI (1件):
F16L33/24
Fターム (1件):
3H017HA06

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