特許
J-GLOBAL ID:201603002757074781

計装装置貫通フランジを有する原子炉の燃料交換方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 市位 嘉宏
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-552643
公開番号(公開出願番号):特表2016-503180
出願日: 2013年12月17日
公開日(公表日): 2016年02月01日
要約:
計装装置が最上部に取り付けられた原子炉の燃料交換に先立って、炉内計装シンブル管を炉心から引き抜くための装置および方法。この装置は、蓋体フランジと原子炉容器フランジとの間に介在し、計装ケーブルが通る貫通フランジを含む。この貫通フランジは上部炉内構造物に接続しているが、燃料交換のために原子炉容器から上部炉内構造物を取り外すのに先立って、貫通フランジを上部炉内構造物に対して引き上げることにより、計装シンブルを炉心から引き抜くことができる。貫通フランジは、上部炉内構造物とともに原子炉容器から取り出される。
請求項(抜粋):
原子炉であって、 下端部が密封され、上端部に環状フランジ(64)が形成された開口部があり、中心軸が長軸方向に延びている細長の原子炉容器(10)、 密封面を形成するように機械加工された環状部(68)を下側に有する原子炉容器蓋体(12)、 原子炉容器フランジ(64)と当該原子炉容器蓋体(12)の下側の密封面(68)との間で当該容器フランジ上に着座する大きさを有する第1の取外し可能な環状シールリング(70)であって、当該シールリングは当該容器蓋体の下側の当該密封面と当該原子炉容器フランジとの間に位置し、当該シールリングの厚さは当該原子炉の炉心(14)からの計装信号を伝送するための1本以上の計装用導管が当該原子炉容器の外側から内側へ通り抜ける1つ以上の半径方向通路を密封状態で収容できる大きさであり、当該炉心は複数の燃料集合体(22)から成ることを特徴とする第1の取外し可能な環状シールリング(70)、 原子炉容器(10)内の炉心(14)の上方に支持された上部炉内構造物パッケージ(26)であって、上部炉内構造物パッケージの上部炉心板(40)と上部支持板(46)との間を貫通して延びる実質的に垂直な通路をそれぞれ内包する複数の中空な支柱(48)を有し、当該上部炉心板を貫通する当該通路が燃料集合体(22)のうちの1体の対応する計装シンブル(82)と整列していることを特徴とする上部炉内構造物パッケージ(26)、および 第1の取外し可能な環状シールリング(70)に固定的に接続されている複数の中空な細管(84)であって、当該中空な細管はそれぞれ当該支柱(48)のうちの1本の当該通路内に摺動自在に取り付けられており、当該計装用導管のうちの少なくとも1本が当該中空な細管を貫通して対応する当該支柱内へ軸方向に延びており、当該中空な細管は当該支柱内で完全挿入位置と完全延伸位置との間で摺動可能であり、当該完全挿入位置において当該計装用導管は計装シンブル(82)の中に入り、当該完全延伸位置において当該計装用導管は当該炉心(14)から引き抜かれることを特徴とする複数の中空な細管(84) から成る原子炉。
IPC (1件):
G21C 19/20
FI (1件):
G21C19/20 A
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (7件)
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