特許
J-GLOBAL ID:201603002787158912
難燃性発泡性スチレン系樹脂粒子の製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
柳野 隆生
, 森岡 則夫
, 関口 久由
, 中川 正人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-067843
公開番号(公開出願番号):特開2016-117912
出願日: 2016年03月30日
公開日(公表日): 2016年06月30日
要約:
【課題】 難燃性能が低下することなく、押出機での溶融混練中に分解せず、さらには環境適合性にも優れた難燃剤を使用した難燃性発泡性スチレン系樹脂粒子の製造方法を提供する。【解決手段】 スチレン系樹脂100重量部に対して、臭素系難燃剤と安定剤との混合物0.5重量部以上15重量部以下、および発泡剤3重量部以上10重量部以下を押出機に供給した後、押出機内で溶融混練された溶融樹脂を、押出機先端に取り付けた小孔を多数有するダイスを通じて、循環水で満たされたカッターチャンバー内に押し出し、押し出し直後から、ダイスと接する回転カッターにより溶融樹脂を切断する難燃性発泡性スチレン系樹脂粒子の製造方法であって、臭素系難燃剤と熱安定剤との混合物の、熱重量分析における1%重量減少温度が、該臭素系難燃剤単体の1%重量減少温度に対して2°C以上高い温度であり、発泡剤が、炭素数3以上6以下の炭化水素の少なくとも1種であることを特徴とする難燃性発泡性スチレン系樹脂粒子の製造方法。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
スチレン系樹脂100重量部に対して、臭素系難燃剤と熱安定剤との混合物0.5重量部以上15重量部以下、および発泡剤3重量部以上10重量部以下を押出機に供給し、
押出機内で溶融混練された溶融樹脂を、押出機先端に取り付けた小孔を多数有するダイスを通じて、循環水で満たされたカッターチャンバー内に押し出し、
押し出し直後から、ダイスと接する回転カッターにより溶融樹脂を切断する難燃性発泡性スチレン系樹脂粒子の製造方法であって、
臭素系難燃剤と熱安定剤との混合物の、熱重量分析における1%重量減少温度が、該臭素系難燃剤単体の1%重量減少温度に対して2°C以上高い温度であり、
発泡剤が、炭素数3以上6以下の炭化水素の少なくとも1種であることを特徴とする、難燃性発泡性スチレン系樹脂粒子の製造方法。
IPC (5件):
C08J 9/16
, C08L 25/04
, C08K 5/03
, C08K 5/343
, C08K 5/49
FI (5件):
C08J9/16
, C08L25/04
, C08K5/03
, C08K5/3435
, C08K5/49
Fターム (25件):
4F074AA32
, 4F074AD02
, 4F074AD13
, 4F074AD16
, 4F074AG03
, 4F074AG10
, 4F074BA39
, 4F074CA22
, 4F074CA24
, 4F074CA49
, 4F074DA02
, 4F074DA18
, 4F074DA32
, 4F074DA33
, 4F074DA34
, 4F074DA47
, 4J002BC031
, 4J002EB136
, 4J002EU077
, 4J002EW067
, 4J002FD067
, 4J002FD136
, 4J002GG01
, 4J002GL00
, 4J002GQ00
引用特許:
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