特許
J-GLOBAL ID:201603002866089853

ソレノイド装置、及びその動作方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人あいち国際特許事務所
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-253654
公開番号(公開出願番号):特開2013-211514
特許番号:特許第6027860号
出願日: 2012年11月19日
公開日(公表日): 2013年10月10日
請求項(抜粋):
【請求項1】 ソレノイド装置(1)の動作方法であって、 該ソレノイド装置(1)は、 通電により磁束を発生する第1電磁コイル(2a)と、 該第1電磁コイル(2a)への通電に伴って進退する第1プランジャ(3a)及び第2プランジャ(3b)と、 上記第1プランジャ(3a)の進退方向に該第1プランジャ(3a)に対向配置された第1固定コア(5a)と、 上記第2プランジャ(3b)の進退方向に該第2プランジャ(3b)に対向配置された第2固定コア(5b)と、 上記第1プランジャ(3a)、上記第1固定コア(5a)、上記第2プランジャ(3b)、及び上記第2固定コア(5b)と共に上記磁束が流れる磁気回路を構成するヨーク(4)とを備え、 上記第1電磁コイル(2a)に通電していない非通電状態においては、上記第1プランジャ(3a)と上記第1固定コア(5a)との間に第1ギャップ(G1)が形成されていると共に、上記第2プランジャ(3b)と上記第2固定コア(5b)との間に第2ギャップ(G2)が形成されており、 上記第1電磁コイル(2a)に通電した通電状態においては、上記第1プランジャ(3a)と上記第1固定コア(5a)と上記ヨーク(4)とを通る第1磁気回路(C1)と、上記第1プランジャ(3a)と上記第1固定コア(5a)と上記第2プランジャ(3b)と上記第2固定コア(5b)と上記ヨーク(4)とを通る第2磁気回路(C2)とに、それぞれ上記磁束が流れ、 上記第1磁気回路(C1)に上記磁束が流れることにより生じる磁力により、上記第1プランジャ(3a)を上記第1固定コア(5a)へ吸引し、上記第2磁気回路(C2)に上記磁束が流れることにより生じる磁力により、上記第2プランジャ(3b)を上記第2固定コア(5b)へ吸引できるよう構成されており、 上記非通電状態から上記通電状態に切り替わる際には、上記第1磁気回路(C1)に流れる上記磁束は上記第1ギャップ(G1)を通過し、上記第2磁気回路(C2)に流れる上記磁束は上記第1ギャップ(G1)と上記第2ギャップ(G2)との双方を通過するよう構成されており、 上記第1磁気回路(C1)上に存在する上記ヨーク(4)には、局所的に磁気飽和する磁気飽和部(49)が形成されており、 上記ソレノイド装置(1)を上記非通電状態にすることにより、上記第1プランジャ(3a)が上記第1固定コア(5a)から離隔すると共に上記第2プランジャ(3b)が上記第2固定コア(5b)から離隔した両離隔モードと、上記通電状態にすることにより、上記第1プランジャ(3a)を上記第1固定コア(5a)に吸引し、次いで、上記第2プランジャ(3b)を上記第2固定コア(5b)に吸引する順次吸引モードとを行う、ソレノイド装置(1)の動作方法。
IPC (2件):
H01F 7/16 ( 200 6.01) ,  H01H 51/20 ( 200 6.01)
FI (3件):
H01F 7/16 E ,  H01F 7/16 T ,  H01H 51/20 F
引用特許:
出願人引用 (6件)
  • 特開昭60-143283
  • 特開昭63-130977
  • 特表平2-502564
全件表示
審査官引用 (3件)
  • 特開昭60-143283
  • 特開昭63-130977
  • 特表平2-502564

前のページに戻る