特許
J-GLOBAL ID:201603002907970616

乗客コンベア

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人 武和国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-122651
公開番号(公開出願番号):特開2016-003083
出願日: 2014年06月13日
公開日(公表日): 2016年01月12日
要約:
【課題】往路側案内レールより滴下する潤滑油が踏段に付着することを防止でき、かつ、既存の乗客コンベアに踏段汚損防止装置を設置するに際し、既存の案内レール及び案内レール固定部を利用せずに設置することができる乗客コンベアの提供。【解決手段】本発明に係るエスカレータは、枠体1が、傾斜部1Cを有し、当該枠体1の長手方向に沿って複数配置された横桁15を有し、踏段5への潤滑油の付着を防止する踏段汚損防止装置が、横桁15と、帰路側の踏段5bと、この帰路側の踏段5bに取り付けられた後輪21との間に形成される隙間部Fに配置されて傾斜部1Cの全域にわたって設けられ、往路側案内レール17から滴下する潤滑油を帰路側の踏段5bの外側に滴下させる複数の分割板22から成る排油板を含む構成にしてある。【選択図】図3
請求項(抜粋):
建築構造物に設置された枠体と、踏段鎖により無端状に連結されて枠体内を循環移動する複数の踏段と、前記踏段鎖を介して前記踏段を駆動する駆動装置と、前記踏段への潤滑油の付着を防止する踏段汚損防止装置とを備え、 前記枠体は、傾斜部を有するとともに、前記踏段の左右両側に配置された縦部材と、これらの左右一対の縦部材を連結し、当該枠体の長手方向に沿って複数配置された横桁と、前記横桁のそれぞれに取り付けられ、前記踏段のうちの往路側の踏段を案内する往路側案内レールと、前記枠体の縦断面内において前記横桁の下側に取り付けられ、前記踏段のうちの帰路側の踏段を案内する帰路側案内レールとを有する乗客コンベアにおいて、 前記踏段汚損防止装置は、前記横桁と、前記帰路側の踏段と、この帰路側の踏段に取り付けられた後輪との間に形成される隙間部に配置されて、前記傾斜部の全域にわたって設けられ、前記往路側案内レールから滴下する潤滑油を前記帰路側の踏段の外側に滴下させる排油板を含むことを特徴とする乗客コンベア。
IPC (2件):
B66B 23/14 ,  B66B 31/00
FI (2件):
B66B23/14 Z ,  B66B31/00 F
Fターム (4件):
3F321AA02 ,  3F321AA09 ,  3F321CC00 ,  3F321HA33

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