特許
J-GLOBAL ID:201603004121939246

鉄道車両用ブレーキ制御システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐野 禎哉
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-100527
公開番号(公開出願番号):特開2013-230009
特許番号:特許第5994359号
出願日: 2012年04月26日
公開日(公表日): 2013年11月07日
請求項(抜粋):
【請求項1】モータを備えた1両以上のモータ車と、モータを備えていない1両以上のトレーラ車とによって編成される鉄道車両に適用されるブレーキ制御システムであって、 全ての車両は、必要空制ブレーキ力に応じて各車のブレーキ制御弁をそれぞれ作動させてブレーキシリンダの圧力を制御可能なブレーキ制御部及び通信部を有するブレーキ制御器を備え、 前記モータ車のうち、前記ブレーキ制御部及び前記通信部と情報通信可能であり且つ編成車両全体の編成必要ブレーキ力を演算可能な編成必要ブレーキ力演算部を前記ブレーキ制御器に設けた唯一の主演算車両は、前記編成必要ブレーキ力演算部と情報通信可能な主変換装置をさらに備え、 前記編成必要ブレーキ力演算部は、 自車の前記ブレーキ制御部に入力された少なくとも応荷重圧力及びブレーキ指令と、前記主演算車両以外の車両の前記各ブレーキ制御部に入力された少なくとも応荷重圧力及びブレーキ指令とに基づいて編成必要ブレーキ力を演算する編成必要ブレーキ力演算手段と、 前記編成必要ブレーキ力演算手段で求めた編成必要ブレーキ力に基づいて編成車両全体の回生パターンを演算する回生パターン演算手段と、 前記回生パターン演算手段で求めた回生パターン及び自車の力行応荷重信号を前記主変換装置へ送信し且つ前記主変換装置から実際の回生ブレーキ力に対応した回生フィードバック信号を受信する対主変換装置通信手段と、 前記編成必要ブレーキ力から前記回生フィードバック信号に基づく実際の回生ブレーキ力を減算し、優先的に自車の必要ブレーキ力のうち回生ブレーキ力が受け持つ回生ブレーキ力受持量を算出し、当該自車の回生ブレーキ力受持量算出後に前記回生ブレーキ力に余剰が出ている場合に当該余剰した前記回生ブレーキ力を前記主演算車両以外の各車両に分配する量に応じてこれら各車両の必要ブレーキ力のうち回生ブレーキ力が受け持つ回生ブレーキ力受持量を算出し、当該自車の回生ブレーキ力受持量算出後に前記回生ブレーキ力に余剰が出ない場合に前記主演算車両以外の各車両の必要ブレーキ力のうち回生ブレーキ力が受け持つ回生ブレーキ力受持量をゼロとする電空演算制御手段とを備え、 前記編成必要ブレーキ力演算部から前記主変換装置に送信する回生パターンが、前記回生パターン演算手段で演算した回生パターンにジャーク制御処理を実施した回生パターンであることを特徴とする鉄道車両用ブレーキ制御システム。
IPC (2件):
B60L 7/24 ( 200 6.01) ,  B60T 8/17 ( 200 6.01)
FI (2件):
B60L 7/24 D ,  B60T 8/17 C
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (5件)
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