特許
J-GLOBAL ID:201603004286798540

ループ型サーモサイホン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡邉 丈夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-148514
公開番号(公開出願番号):特開2016-023866
出願日: 2014年07月22日
公開日(公表日): 2016年02月08日
要約:
【課題】作動液との熱抵抗を低減して熱輸送性能を向上させるとともに、圧力損失が増大することを抑制する。【解決手段】一方向性の開気孔を有する複数の発泡金属層21と、所定間隔を空けて設けられた発泡金属層21同士に挟まれた中間層22とを有する複層構造20を備えたループ型サーモサイホン1において、複層構造20は蒸発部2に設けられ、発泡金属層21は、密閉容器10の内部で流路断面の全面に亘り設けられ、かつ開気孔が流路断面と直交する方向に貫通するように構成されていることを特徴とする。【選択図】図2
請求項(抜粋):
密閉容器の内部に封入された作動流体の潜熱を利用して熱輸送するように構成され、前記密閉容器は、前記密閉容器の一部が冷却対象部材の熱を受け取ることにより作動液が蒸発する蒸発部と、前記蒸発部よりも高い位置に設けられ、かつ前記密閉容器外に放熱して前記蒸気を凝縮させる凝縮部と、前記蒸発部で生じた蒸気が前記凝縮部へ向けて流動する気体流路と、前記凝縮部で生じた作動液が重力により前記蒸発部へ向けて還流する液体流路とを備え、前記気体流路と前記液体流路とが分離して形成されているループ型サーモサイホンにおいて、 一方向性の開気孔を有する複数の発泡金属層と、 所定間隔を空けて設けられた前記発泡金属層同士に挟まれた中間層とを有する複層構造を備え、 前記発泡金属層は、前記密閉容器の内部で流路断面の全面に亘り設けられ、かつ前記開気孔が前記流路断面と直交する方向に貫通し、 前記複層構造は、前記蒸発部に設けられている ことを特徴とするループ型サーモサイホン。
IPC (1件):
F28D 15/02
FI (3件):
F28D15/02 101G ,  F28D15/02 E ,  F28D15/02 101B

前のページに戻る