特許
J-GLOBAL ID:201603004877090031

自動車用ディスクブレーキおよびその構成部品の組み立て方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 村山 靖彦 ,  志賀 正武 ,  渡邊 隆 ,  実広 信哉
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-522138
特許番号:特許第5978299号
出願日: 2012年07月20日
請求項(抜粋):
【請求項1】 クラウン(11)とブレーキボウル(12)とのアセンブリを内蔵したタイプの自動車用ディスクブレーキであって、 前記クラウンは少なくとも1つの円形フランジ(11a-11b)から成り、前記円形フランジは前記ブレーキボウルの挿入のための内部空間(e)を画定し、前記ブレーキボウル(12)はラグ(12b)によって径方向且つ外側に伸びた円形ベース(12a)を内蔵し、前記クラウン(11)は該クラウン(11)の前記内部空間内に外側から突出した複数のフィンガ(13)を収容し、前記ラグは前記フィンガの収容および軸方向のガイドならびに保持が可能なように設計されており、前記自動車の運転の際に前記フィンガの軸方向の移動による前記クラウンと前記フィンガとの膨張を吸収することが可能である自動車用ディスクブレーキにおいて、 前記ラグ(12b)は段付きの形態とされ、その端部において前記クラウンの各フィンガ(13)のためのハウジングを初期的に提供するフード構造(12d)を備え、前記ラグの数は前記フィンガ(13)の数と等しく、前記ラグは前記ブレーキボウルと前記クラウンとの組み立ての前に、閉鎖されていない「U」字構造の少なくとも1つのアクセス開口部を備え、前記ラグ(12b)は前記アクセス開口部が同一の側に位置するように同一の方向に向けられ、前記ラグの各初期「U」字構造の底部によって構成された移動限界領域は制動応力に応じて接続の強度を最大化するように向けられており、前記ラグ(12b)は段付きの形態(12c)とされ、その端部において互いに平行且つそれらの間に空間(12d3)を有する2つのブランチ(12d1)(12d2)を画定したフード構造(12d)を備え、したがって、これらの前記ラグ(12b)は底部(12d4)によって一側において閉鎖され且つ反対側(12d5)において開放された「U」字構造を有し、前記ラグ(12b)はそれらの前端部(12d6)において開放されており、前記ブレーキボウルと前記クラウンとの組み立て後に、前記ラグは前記フィンガの周りの材料のひずみおよび流動によって前記フィンガの周りにおいて閉鎖され、一方で前記フィンガに軸方向の移動の可能性を与えていることを特徴とする自動車用ディスクブレーキ。
IPC (1件):
F16D 65/12 ( 200 6.01)
FI (3件):
F16D 65/12 R ,  F16D 65/12 B ,  F16D 65/12 U
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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