特許
J-GLOBAL ID:201603005096502802

電池システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 水野 勝文 ,  井出 真 ,  須澤 洋
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-210330
公開番号(公開出願番号):特開2016-081658
出願日: 2014年10月14日
公開日(公表日): 2016年05月16日
要約:
【課題】 電解液中の塩濃度の分布が発生する要因については分からなかった。【解決手段】 電解液の流れを規定する液流れ方程式を用いて、電解液が流れる方向における発電要素内の位置毎に電解液の流速を算出する。電解液の流れは、電解液の体積変化によって発生することが分かったため、電解液の密度をパラメータとして含む液流れ方程式を用いて、発電要素内の位置毎の流速を算出することにより、発電要素内の塩濃度の分布を算出できる。一方、所定時間の間、所定の電流値で二次電池を放電したとき、二次電池の電圧値の変化を示す電圧曲線を取得し、予め求められた塩濃度の分布および電圧曲線の対応関係を用いて、取得した電圧曲線に対応する塩濃度の分布を特定する。そして液流れ方程式から算出した塩濃度の分布を、対応関係を用いて特定した塩濃度の分布に変更する。これにより、液流れ方程式から算出される塩濃度の分布で発生する誤差を低減できる。【選択図】 図11
請求項(抜粋):
充放電を行う発電要素および電解液が電池ケースに収容された二次電池と、 前記二次電池の電圧値を検出する電圧センサと、 前記発電要素に含浸された前記電解液中の塩濃度の分布を推定するコントローラと、を有し、 前記コントローラは、 前記二次電池の温度に応じて変化する前記電解液の密度をパラメータとして含み、前記電解液の流れを規定する液流れ方程式を用いて、前記発電要素の内部から前記発電要素の外部に向かって前記電解液が流れるときの流速と、前記発電要素の外部から前記発電要素の内部に向かって前記電解液が流れるときの流速とを、前記電解液が流れる方向における前記発電要素内の位置毎に算出し、 前記位置毎の前記流速に基づいて、前記発電要素内の前記塩濃度の分布を算出し、 所定時間の間、所定の電流値で前記二次電池を放電したとき、前記二次電池の電圧値の変化を示す電圧曲線を取得し、 予め求められた前記塩濃度の分布および前記電圧曲線の対応関係を用いて、取得した前記電圧曲線に対応する前記塩濃度の分布を特定し、 前記液流れ方程式から算出した前記塩濃度の分布を、前記対応関係を用いて特定した前記塩濃度の分布に変更する、 ことを特徴とする電池システム。
IPC (2件):
H01M 10/48 ,  G01R 31/36
FI (5件):
H01M10/48 102 ,  G01R31/36 A ,  G01R31/36 N ,  H01M10/48 P ,  H01M10/48 301
Fターム (17件):
2G016CA03 ,  2G016CB00 ,  2G016CB06 ,  2G016CB23 ,  2G016CC01 ,  2G016CC03 ,  2G016CC04 ,  2G016CC07 ,  2G016CC10 ,  2G016CC13 ,  2G016CF06 ,  5H030AS08 ,  5H030FF11 ,  5H030FF22 ,  5H030FF23 ,  5H030FF43 ,  5H030FF44

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