特許
J-GLOBAL ID:201603005175527209

自走式カプセル内視鏡のヒレ部材および走行制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小石川 由紀乃
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-064809
公開番号(公開出願番号):特開2016-137293
出願日: 2016年03月29日
公開日(公表日): 2016年08月04日
要約:
【課題】自走式カプセル内視鏡の進行方向の精密な制御を容易に実施できるようにする。【解決手段】磁化方向を前後方向に向けて搭載された磁石を含むヒレ部材が本体部の後端に一体に設けられて成る自走式カプセル内視鏡2を体内で自走させるために、静磁場および交流磁場を発生させる磁場発生部31と、磁場発生部31を駆動して、3次元空間内の任意の方向を向く静磁場とこの静磁場に直交する交流磁場とを発生させる磁場制御部32と、操作部33とを備える走行制御装置3を提供する。磁場制御部32は、自走式カプセル内視鏡2の進行方向を調整する操作が行われたことに応じてその調整後の進行方向に静磁場の方向を合わせ、自走式カプセル内視鏡2の進行速度を調整する操作が行われたことに応じて、交流磁場の振幅または周波数を当該操作に応じた大きさに調整する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
カメラおよびこのカメラにより撮影された画像を送信する無線通信部が収容されたカプセル内視鏡本体部を自走させるために、当該カプセル内視鏡本体部の後端部に一体に設けられるヒレ部材であって、 前記ヒレ部材は、前後方向の中間位置の内部に磁石が搭載され、この磁石搭載箇所より後の部分の幅が後端に向かうにつれてしだいに広がる形状の弾力性を有する部材であり、 前記磁石はその磁化方向を前記ヒレ部材の前後方向に合わせて配備され、周囲の静磁場の方向の変化に応じて当該磁石が回動することにより前記カプセル内視鏡本体部の進行方向が変更され、前記静磁場に直交する交流磁場を受けた当該磁石の振動に従って前記ヒレ部材が振動することにより前記カプセル内視鏡本体部を前進させるための推進力が発生する、ことを特徴とする自走式カプセル内視鏡のヒレ部材。
IPC (1件):
A61B 1/00
FI (2件):
A61B1/00 300B ,  A61B1/00 320B
Fターム (3件):
4C161DD07 ,  4C161FF15 ,  4C161GG28
引用特許:
出願人引用 (3件)

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