化粧品基材および該化粧品基材を含有する化粧料

発明者： , ,
出願人/特許権者：
代理人 (2件)：神野直美 , 上代哲司
公報種別：特許公報
出願番号（国際出願番号）：特願2016-013507
特許番号：特許第6023947号
出願日： 2016年01月27日
要約：

【課題】毛髪に対しては光沢のある艶や良好な滑り性、べたつきのない保湿感を与え、皮膚に対しては滑らかさやべたつきのないしっとり感を付与でき、さらに安定な乳化物を形成する乳化剤としての性質や粉体分散能を有する化粧品基材、および該化粧品基材を含有する化粧料を提供する。【解決手段】シリル化アミノ酸とシラン化合物を特定の割合で反応させて得られるシリル化アミノ酸/シラン化合物共重合組成体で化粧品基材を構成する。また、該化粧品基材を含有させて化粧料を構成する。シリル化アミノ酸のアミノ酸部分は塩基性アミノ酸が好ましく、特にアルギニンが好ましい。化粧料中でのシリル化アミノ酸/シラン化合物共重合体の含有量は、化粧料全量の0.01質量%〜20質量%の範囲が好ましい。【選択図】なし

請求項（抜粋）：

【請求項1】下記の一般式(Ia)、(Ib)又は(Ic)で表される構造単位U: [式中、R2は水酸基、フェニル基、又は基中に窒素、硫黄、ハロゲン、フェニル基を含んでいてもよい炭素数1〜20のアルキル基を表し、各R2はそれぞれ同一又は異なっていてもよい。] および下記の一般式(Id)又は(Ie)で表される構造単位W: [式中、R1は水酸基または炭素数1〜3のアルキル基を表し、各R1はそれぞれ同一又は異なっていてもよく、AはSiとNを結合する2価の基であって、RB、*RBOCH2CH(OH)CH2、*RBS、*RBNHおよび*RBOCOCH2CH2(RBは炭素数1〜5のアルキル基、*は、Siと結合する側を表す)からなる群から選ばれる少なくとも1種の基を表し、Eはαアミノ酸から1つの1級アミノ基を除いた残基を表すが、Eがαアミノ基以外の他のアミノ基を有する場合は、前記他のアミノ基のNは、他の構造単位WのAと結合してもよい。]を有する共重合体であって、構造単位W:構造単位Uが、モル比で、1:5〜1:150の範囲であるシリル化アミノ酸/シラン化合物共重合体からなることを特徴とする化粧品基材。

IPC (3件)：

A61K 8/898 ( 200 6.01) , C08G 77/26 ( 200 6.01) , A61Q 5/12 ( 200 6.01)

FI (3件)：

A61K 8/898 , C08G 77/26 , A61Q 5/12

引用特許：

審査官引用 (4件)

毛髪化粧料
公報種別：公開公報出願番号：特願2001-299941 出願人：株式会社成和化成
毛髪処理剤
公報種別：公開公報出願番号：特願2009-257605 出願人：株式会社成和化成
アミノ酸変性オルガノポリシロキサンエマルジョンの製造方法
公報種別：公開公報出願番号：特願2007-337998 出願人：東レ・ダウコーニング株式会社, ダウ・コーニング・コーポレイション, ダウ・コーニング・ソシエテ・アノニム

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