特許
J-GLOBAL ID:201603005935768961
二相ステンレス鋼板とその製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人銀座マロニエ特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-148435
公開番号(公開出願番号):特開2016-053213
出願日: 2015年07月28日
公開日(公表日): 2016年04月14日
要約:
【課題】高価な合金元素を添加することなく、耐粒界腐食性に優れる二相ステンレス鋼板を提供するとともに、その製造方法を提案する。【解決手段】mass%でC:0.05%以下、Si:0.10〜1.00%、Mn:0.3〜2.0%、Al:0.001〜0.05%、N:0.05〜0.4%、Ni:4〜9%、Cr:20〜27%、Mo:2〜5%、Cu:0.01〜0.30%、W:0.01〜0.4%、B:0.0001〜0.001%、Ca:0.0006〜0.01を含有する二相ステンレス鋼板を1000〜1100°Cに加熱後、800°C以上まで冷却速度3°C/s以上で冷却し、その後、6°C/s以上で冷却する固溶化熱処理を施して、金属組織内にσ相が存在せず、かつ、γ相内のα/γ相界面近傍γ相内の最低Cr濃度とα/γ相界面から離れた領域の平均Cr濃度の差を1.5%未満とする。【選択図】図3
請求項(抜粋):
C:0.05mass%以下、Si:0.10〜1.00mass%、Mn:0.3〜2.0mass%、P:0.010〜0.050mass%、S:0.0001〜0.02mass%、Al:0.001〜0.05mass%、N:0.05〜0.4mass%、Ni:4〜9mass%、Cr:20〜27mass%、Mo:2〜5mass%、Cu:0.01〜0.30mass%、W:0.01〜0.4mass%、B:0.0001〜0.001mass%およびCa:0.0006〜0.01mass%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる成分組成を有し、金属組織内にσ相が存在せず、かつ、α/γ相界面からγ相側に0.5μmまでの領域の最低Cr濃度と、同一γ相内で、α/γ相界面からγ相側に0.5μmより離れた領域の平均Cr濃度の差が1.5mass%未満であることを特徴とする二相ステンレス鋼板。
IPC (4件):
C22C 38/00
, C22C 38/58
, C21D 9/46
, C21D 8/02
FI (5件):
C22C38/00 302H
, C22C38/58
, C21D9/46 Q
, C21D8/02 D
, C21D9/46 Z
Fターム (41件):
4K032AA01
, 4K032AA02
, 4K032AA04
, 4K032AA08
, 4K032AA13
, 4K032AA14
, 4K032AA16
, 4K032AA20
, 4K032AA21
, 4K032AA22
, 4K032AA24
, 4K032AA27
, 4K032AA29
, 4K032AA31
, 4K032AA36
, 4K032BA01
, 4K032CF03
, 4K037EA01
, 4K037EA02
, 4K037EA05
, 4K037EA09
, 4K037EA12
, 4K037EA13
, 4K037EA15
, 4K037EA17
, 4K037EA18
, 4K037EA19
, 4K037EA20
, 4K037EA21
, 4K037EA23
, 4K037EA25
, 4K037EA27
, 4K037EA32
, 4K037EA33
, 4K037EB14
, 4K037FB00
, 4K037FF03
, 4K037FG00
, 4K037FJ07
, 4K037FK02
, 4K037FK08
引用特許:
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