特許
J-GLOBAL ID:201603005936179072

凍結壁の施工方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井上 誠一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-185147
公開番号(公開出願番号):特開2016-056627
出願日: 2014年09月11日
公開日(公表日): 2016年04月21日
要約:
【課題】地中において液体が貯留された空洞部を横断する凍結壁を効率よく形成する凍結壁の施工方法を提供すること。【解決手段】地上より空洞部5に達するように削孔した第1の孔である掘削孔3を介して、空洞部5の内部に袋体7を挿入し、空洞部5の内部に袋体7を配設する。次に、袋体7に地上から充填材を圧送し、袋体7を空洞部5の内部で膨張させる。その後、掘削孔3を介して空洞部5の内部に挿入された凍結管11に冷媒を流して袋体7の近傍に凍結部21を形成しつつ、地上より空洞部5に達するように凍結管11の近傍に削孔した第2の孔である掘削孔9を介して、空洞部5に氷塊31を投入する。氷塊31は、袋体7の近傍に局所的に滞在し、液体の対流を抑制して袋体7の近傍に冷却領域35を形成する。そして、凍結管11と冷却領域35の作用によって、袋体7の近傍を凍結させて凍結壁を形成する。【選択図】図4
請求項(抜粋):
地中において液体が貯留された空洞部を横断する凍結壁の施工方法であって、 地上より前記空洞部に達するように削孔した第1の孔を介して前記空洞部の内部に袋体を挿入し、前記空洞部の内部に前記袋体を配設する工程aと、 前記袋体に地上から充填材を圧送し、前記袋体を前記空洞部の内部で膨張させる工程bと、 前記第1の孔を介して前記空洞部の内部に挿入された凍結管に冷媒を流しつつ、地上より前記空洞部に達するように前記凍結管の近傍に削孔した第2の孔を介して前記空洞部に氷塊を投入する工程cと、 前記氷塊を前記袋体近傍に局所的に滞在させることによって前記液体の対流を抑制して前記袋体近傍に冷却領域を形成する工程dと、 を具備し、 前記工程cおよび前記工程dによって前記袋体近傍を凍結させて凍結壁を形成することを特徴とする凍結壁の施工方法。
IPC (1件):
E04H 7/18
FI (1件):
E04H7/18
引用特許:
出願人引用 (1件)

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