特許

J-GLOBAL ID：201603006007741803

燃料電池用電極

発明者： 雨宮 一樹 ,  松永 拓郎 ,  原田 雅史 ,  篠原 朗大 ,  長谷川 直樹 ,  杉山 正明 ,  大場 洋次郎 ,  佐藤 信浩
出願人/特許権者： トヨタ自動車株式会社 ,  株式会社豊田中央研究所 ,  国立大学法人京都大学
代理人 (3件)： 岸本 達人 ,  山下 昭彦 ,  山本 典輝
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2014-244989
公開番号（公開出願番号）：特開2016-110751
出願日： 2014年12月03日
公開日（公表日）： 2016年06月20日
要約：

【課題】電極中の親水性ドメインの離散状態の発達した、高性能な燃料電池用電極の提供。【解決手段】高分子電解質材料と、金属触媒を含む固体高分子形燃料電池用電極であって、前記高分子電解質材料は式(1)により表される電解質材料であり、前記電極は、当該電極について小角中性子散乱法により大気雰囲気下で測定することにより得られる散乱ベクトルの大きさ(q)と散乱強度(I)の関係を示すグラフにおいて、q値が1から3nm-1の範囲に現れるイオンピークの散乱強度とベースライン強度の比の最大値が1.00〜1.42の範囲となる親水性ドメインの離散性を有する、固体高分子形燃料電池用電極。式(1)【選択図】図1

請求項（抜粋）：

高分子電解質材料と、カーボンに担持された金属触媒を含む、固体高分子形燃料電池用電極であって、 前記高分子電解質材料は下記一般式(1)により表される電解質材料であり、 前記電極は、当該電極について小角中性子散乱法により大気雰囲気下で測定することにより得られる散乱ベクトルの大きさ(q)と散乱強度(I)の関係を示すグラフにおいて、q値が1から3nm-1の範囲に現れる散乱強度を(Ispectrum)、ベースライン強度を(Ibaseline)としたときに、個々のq値ごとに算出される散乱強度とベースライン強度の比(Ispectrum/Ibaseline)の最大値が1.00から1.42の範囲となる親水性ドメインの離散性を有する、 ことを特徴とする、固体高分子形燃料電池用電極。

IPC (2件)：

H01M 4/86 ,  H01M 8/10

FI (3件)：

H01M4/86 B ,  H01M4/86 M ,  H01M8/10

Fターム (6件)：

5H018AA06 ,  5H018EE02 ,  5H018EE05 ,  5H018EE18 ,  5H018HH05 ,  5H026AA06

引用特許：

出願人引用 (5件)

• ガス拡散電極及びこれを備えた固体高分子型燃料電池
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2001-221819   出願人：旭硝子株式会社
• 固体高分子電解質材料、液状組成物、固体高分子型燃料電池、含フッ素ポリマー及び含フッ素ポリマーからなる固体高分子電解質膜
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2001-394775   出願人：旭硝子株式会社
• 電解質材料
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2008-009803   出願人：旭硝子株式会社
• 高分子電解質及びその製造方法、並びに、燃料電池
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2010-229903   出願人：株式会社豊田中央研究所, トヨタ自動車株式会社
• 高分子電解質及びその製造方法、並びに、燃料電池
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2012-089637   出願人：株式会社豊田中央研究所, トヨタ自動車株式会社