特許
J-GLOBAL ID:201603006403666679
車両用電源装置の故障検出方法および故障検出装置
発明者:
,
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人前田特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-162013
公開番号(公開出願番号):特開2016-037186
出願日: 2014年08月08日
公開日(公表日): 2016年03月22日
要約:
【課題】スタータに電力を供給する電源と車両電気負荷との間の電気接続を遮断可能なIRリレーと、これと並列に設けられたダイオードとを有する車両用電源装置において、簡易な手法によって、IRリレーおよびダイオードの故障の有無を検出可能にする。【解決手段】イグニッションスイッチオフ時において、IRリレーを閉状態に制御して(S12)、車両電気負荷への電力線の電圧V1を検知し(S13)、電圧V1が0Vのときは、IRリレーが開故障かつダイオードが非導通故障と判断する(D1)。電圧V1が0Vよりも高いときは、IRリレーを開状態に切り替えて(S14)、電圧V1を検知し(S15)、電圧V1が0Vのとき、ダイオードが非導通故障と判断する(D2)。【選択図】図2
請求項(抜粋):
アイドリングストップ機能を備えた車両用の電源装置の故障検出方法であって、
前記電源装置は、
スタータおよび車両電気負荷に電力を供給可能な第1電源と、
前記車両電気負荷に電圧コンバータを介して電力を供給可能な第2電源と、
前記第1電源と、前記車両電気負荷に電力を伝達する第1電力線との間に設けられており、開閉制御可能であり、開状態のとき電気接続を遮断するIRリレーと、
前記IRリレーと並列に設けられており、前記第1電源側から前記車両電気負荷側に電流を流すダイオードとを備え、
アイドリング再始動時において、前記IRリレーを開状態にし、前記第1電源から前記スタータに電力を供給するものであり、
当該故障検出方法は、
イグニッションスイッチオフ時において、前記電圧コンバータの出力を停止するとともに前記IRリレーを閉状態に制御して、前記第1電力線における電圧である第1電圧を検知し、検知した前記第1電圧が0Vのときは、前記IRリレーが開故障であり、かつ、前記ダイオードが非導通故障であると判断するステップ(a)と、
前記ステップ(a)において検知した前記第1電圧が0Vよりも高いときは、前記IRリレーを開状態に切り替えて、前記第1電圧を検知し、検知した前記第1電圧が0Vのとき、前記ダイオードが非導通故障であると判断するステップ(b)とを備えた
ことを特徴とする車両用電源装置の故障検出方法。
IPC (2件):
FI (2件):
B60R16/02 645D
, B60R16/02 670S
前のページに戻る