特許
J-GLOBAL ID:201603006490715079

遮光幕用巻き取りローラ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 村山 靖彦 ,  志賀 正武 ,  渡邊 隆 ,  実広 信哉
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-000473
公開番号(公開出願番号):特開2013-139692
特許番号:特許第5971951号
出願日: 2012年01月05日
公開日(公表日): 2013年07月18日
請求項(抜粋):
【請求項1】 ヘッドレールが延伸する水平軸を回転軸として回転し、遮光材を巻き取ったり繰り出したりすることができる巻き取りローラを備えた遮光幕における前記巻き取りローラの回転を制御する装置であって、 前記巻き取りローラに連結すると前記水平軸と交差する垂直軸に沿って延伸するスパイラルシャフトと、前記スパイラルシャフトを囲んでいるスリーブシェルと、該スリーブシェル内に設けられている軸受と、該軸受内に設けられている伝動部材と、前記スリーブシェルと前記軸受とにかけて設けられている回転止め手段と、から構成されており、 前記スパイラルシャフトは、前記垂直軸を回転軸として回転させられると前記巻き取りローラを前記水平軸を回転軸として回転駆動することができるように、前記巻き取りローラ側に連結することができるシャフト端と、該シャフト端から延伸するシャフトボディを有し、該シャフトボディの外周面にはねじ溝が設けられており、 前記スリーブシェルは、前記垂直軸に沿って延伸する両端にそれぞれ第1の端壁と第2の端壁とを有すると共に、前記第1の端壁に隣接する第1の周壁と前記第2の端壁に隣接する第2の周壁とが形成され、該スリーブシェルと前記スパイラルシャフトとの間にスリーブシェル内空間を画成するように、前記スパイラルシャフトを囲み且つ回転可能に配置されており、 前記軸受は、前記スパイラルシャフトの前記シャフトボディを囲む環状ベース壁を有するベース部と、該環状ベース壁を包囲する環状受動壁を有するカバー部と、を有し、前記環状受動壁は前記垂直軸に沿って延伸した一端に第1の受動端を、他端に第2の受動端を有しており、また前記軸受は前記スリーブシェル内空間で前記垂直軸に沿って、前記スリーブシェルが外部から力を加えられて下げられることにより前記第1の端壁と前記第1の受動端とが当接する位置である引き下げ位置と、前記スリーブシェルが外部から力を加えられて上げられることにより前記第2の受動端と前記第2の端壁とが当接する位置である押し上げ位置と、の間で往復移動できるように配置されており、 前記伝動部材は、前記環状ベース壁に上方に開口して前記伝動部材を回転可能に受け入れるように設けられた伝動部材受け切欠に回転可能に支承されると共に前記ねじ溝に対して転動可能に前記ねじ溝と接触するように前記ねじ溝に嵌められており、また、前記環状受動壁には、前記第1の受動端の周縁から内向きに延伸し、前記伝動部材受け切欠と協働して前記伝動部材を支持する内向フランジが設けられており、 前記回転止め手段は、前記軸受の前記スリーブシェルに対する回転を防止できるように前記第1の周壁と前記環状受動壁とにかけて設けられており、 前記軸受が前記引き下げ位置にある時に、前記軸受の前記スリーブシェルに対する回転が防止されるので、前記スリーブシェルに前記垂直軸に沿って加えられた力が、前記環状受動壁を前記垂直軸に沿って動かすよう伝えられるようになり、前記伝動部材と前記ねじ溝との嵌合により前記スパイラルシャフトが前記垂直軸を軸として回転し、これにより前記遮光材を巻き取ることができる、 ことを特徴とした遮光幕用巻き取りローラ制御装置。
IPC (3件):
E06B 9/174 ( 200 6.01) ,  E06B 9/24 ( 200 6.01) ,  E06B 9/78 ( 200 6.01)
FI (3件):
E06B 9/174 ,  E06B 9/24 Z ,  E06B 9/78
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

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