特許
J-GLOBAL ID:201603006863914220

軟骨細胞系統細胞及び/又は軟骨様組織を作製するための方法及び組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人浅村特許事務所
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-505658
公開番号(公開出願番号):特表2016-515825
出願日: 2014年04月02日
公開日(公表日): 2016年06月02日
要約:
軟骨細胞及び/又は軟骨、任意選択で、関節様非肥大軟骨細胞及び/若しくは軟骨様組織並びに/又は肥大軟骨細胞様細胞及び/若しくは軟骨様組織を作製するための方法であって、a.原始線条様中胚葉細胞集団、任意選択で、CD56+及びPDGFRα+KDR-原始線条様中胚葉集団を、i.FGFアゴニストと、ii.BMP阻害剤、任意選択で、ノギン、LDN-193189、ドルソモルフィンと、iii.任意選択で、1種又は複数のTGFβ阻害剤、任意選択で、SB431542及びWnt阻害剤、任意選択で、DKK1、IWP2又はXAV939とを含む、沿軸中胚葉特定化カクテルとともに培養して、細胞表面CD73、CD105及び/又はPDGFR-βを発現する沿軸中胚葉集団を特定化するステップと、b.i.CD73、CD105及び/又はPDGFR-βを発現する沿軸中胚葉集団を、任意選択で、血清不含又は血清含有培地中、高細胞密度で培養するステップと、ii.高細胞密度CD73+、CD105+及び/又はPDGFRβ+沿軸中胚葉集団を、血清不含培地中でTGFβアゴニストとともに培養して、高細胞密度Sox9+、コラーゲン2+軟骨細胞前駆体集団を製造するステップとを含む軟骨細胞前駆体集団を作製するステップと、c.i.高細胞密度Sox9+、コラーゲン2+軟骨細胞前駆体集団を、TGFβ3アゴニストとともに長期間培養して、関節様非肥大軟骨細胞及び/又は軟骨様組織を製造するステップか、又はii.高細胞密度Sox9+コラーゲン2+軟骨細胞前駆体集団を、BMP4アゴニストとともに長期間培養して、肥大軟骨細胞様細胞及び/又は軟骨様組織を製造するステップのいずれかとを含む、方法。
請求項(抜粋):
軟骨細胞及び/又は軟骨、任意選択で、関節様非肥大軟骨細胞及び/若しくは軟骨様組織及び/又は肥大軟骨細胞様細胞及び/若しくは軟骨様組織を作製するための方法であって、 a.原始線条様中胚葉細胞集団、任意選択で、CD56+及びPDGFRα+原始線条様中胚葉集団を、 i.FGFアゴニストと、 ii.BMP阻害剤、任意選択で、ノギン、LDN-193189、ドルソモルフィンと、そして iii.任意選択で、1種又は複数のTGFβ阻害剤、任意選択で、SB431542;及びWnt阻害剤、任意選択で、DKK1、IWP2又はXAV939と を含む、沿軸中胚葉特定化カクテルとともに培養して、細胞表面CD73、CD105及び/又はPDGFR-βを発現する沿軸中胚葉集団を特定化するステップと、 b.i.CD73、CD105及び/又はPDGFR-βを発現する沿軸中胚葉集団を、任意選択で、血清不含又は血清含有培地中、高細胞密度で培養するステップと、 ii.高細胞密度CD73+、CD105+及び/又はPDGFRβ+沿軸中胚葉集団を、血清不含培地中でTGFβアゴニストとともに培養して、高細胞密度Sox9+、コラーゲン2+軟骨細胞前駆体集団を製造するステップと を含む軟骨細胞前駆体集団を作製するステップと、そして c.i.高細胞密度Sox9+、コラーゲン2+軟骨細胞前駆体集団を、TGFβアゴニストとともに長期間培養して、関節様非肥大軟骨細胞及び/又は軟骨様組織を製造するステップか、又は ii.高細胞密度Sox9+コラーゲン2+軟骨細胞前駆体集団を、BMP4アゴニストとともに長期間培養して、肥大軟骨細胞様細胞及び/又は軟骨様組織を製造するステップのいずれか を含む、上記方法。
IPC (9件):
C12N 5/077 ,  C12Q 1/02 ,  A61L 27/00 ,  A61K 35/32 ,  A61P 19/02 ,  A61P 19/08 ,  A61P 19/10 ,  G01N 33/15 ,  G01N 33/50
FI (9件):
C12N5/077 ,  C12Q1/02 ,  A61L27/00 G ,  A61K35/32 ,  A61P19/02 ,  A61P19/08 ,  A61P19/10 ,  G01N33/15 Z ,  G01N33/50 Z
Fターム (37件):
2G045BB20 ,  2G045CB01 ,  2G045FA16 ,  2G045FA37 ,  2G045FB11 ,  2G045FB12 ,  4B063QA01 ,  4B063QA18 ,  4B063QR42 ,  4B063QR56 ,  4B063QR77 ,  4B063QS03 ,  4B063QS39 ,  4B063QX02 ,  4B063QX07 ,  4B065AA93X ,  4B065BA30 ,  4B065BB19 ,  4B065BB25 ,  4B065BB32 ,  4B065BB34 ,  4B065BD21 ,  4B065CA44 ,  4C081AB02 ,  4C081BA12 ,  4C081CD34 ,  4C081EA01 ,  4C081EA11 ,  4C081EA13 ,  4C087AA01 ,  4C087AA02 ,  4C087AA03 ,  4C087BB46 ,  4C087BB64 ,  4C087NA14 ,  4C087ZA96 ,  4C087ZA97
引用文献:
審査官引用 (1件)
  • SCIENTIFIC REPORTS, 2012, Vol.2, p.1-11

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