特許
J-GLOBAL ID:201603007446411719

標的粒子の検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 棚井 澄雄 ,  志賀 正武 ,  鈴木 三義 ,  高柴 忠夫 ,  鈴木 史朗 ,  橋本 宏之
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2013052110
公開番号(公開出願番号):WO2013-157283
出願日: 2013年01月30日
公開日(公表日): 2013年10月24日
要約:
標的粒子の検出方法は、共焦点顕微鏡又は多光子顕微鏡の光学系を用いて、試料溶液中にて分散しランダムに運動する発光しない粒子を検出する方法であって、(a)標的粒子と、平均外径が前記光学系の光検出領域の直径の15%未満である標識用粒子とを含む試料溶液を調製し、前記試料溶液中で、前記標的粒子1分子当たり、2分子以上の前記標識用粒子を結合させ、外径が前記光検出領域の直径の15%以上である発光しない複合体を形成する工程と、(b)前記工程(a)において調製された試料溶液中の前記複合体の分子数を反転型走査分子計数法により算出する工程と、を有する。
請求項(抜粋):
共焦点顕微鏡又は多光子顕微鏡の光学系を用いて、試料溶液中にて分散しランダムに運動する発光しない粒子を検出する方法であって、 (a)標的粒子と、平均外径が前記光学系の光検出領域の直径の15%未満である標識用粒子とを含む試料溶液を調製し、前記試料溶液中で、前記標的粒子1分子当たり、2分子以上の前記標識用粒子を結合させ、外径が前記光検出領域の直径の15%以上である発光しない複合体を形成する工程と、 (b)前記工程(a)において調製された試料溶液中の前記複合体の分子数を、 前記試料溶液内において前記光学系の光検出領域の位置を移動する工程と、 前記試料溶液内において前記光学系の光検出領域の位置を移動させながら、前記光検出領域から実質的に一定の背景光を含む光を検出して時系列の光強度データを生成する工程と、 前記時系列光強度データにおいて、前記複合体が前記光検出領域内へ進入した際に生ずる光強度の低下を前記複合体の各々の存在を表す信号として個別に検出する工程と、 前記個別に検出された複合体の存在を表す信号の数を計数して、前記光検出領域の位置の移動中に検出された前記複合体の数を計数する工程と、 により算出する工程と、 を有する標的粒子の検出方法。
IPC (1件):
G01N 21/64
FI (1件):
G01N21/64 Z
Fターム (14件):
2G043AA01 ,  2G043CA03 ,  2G043DA05 ,  2G043DA06 ,  2G043EA01 ,  2G043FA06 ,  2G043GA08 ,  2G043HA01 ,  2G043HA02 ,  2G043HA05 ,  2G043HA09 ,  2G043JA02 ,  2G043LA01 ,  2G043NA01

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