特許

J-GLOBAL ID：201603007648135306

白紋羽病防除剤

発明者： 兼松 聡子 ,  八重樫 元 ,  佐々木 厚子 ,  中村 仁
出願人/特許権者： 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
代理人 (1件)： 矢野 裕也
公報種別：特許公報
出願番号（国際出願番号）：特願2012-133608
公開番号（公開出願番号）：特開2013-255460
特許番号：特許第5958960号
出願日： 2012年06月13日
公開日（公表日）： 2013年12月26日
請求項（抜粋）：

【請求項1】 以下(1)〜(5)に記載の特徴を有するマイコウイルス。 (1) ウイルスゲノムが以下(1-1)及び(1-2)に記載の性質を有する特徴。 (1-1) ウイルスゲノムが、5〜8kbのRNAで構成されている性質。 (1-2) 配列番号2に記載の塩基配列に対して、95%以上の同一性を有する塩基配列からなるRNA領域、を含む性質。 (2) 宿主となった白紋羽病菌菌叢の生育力を低下させる作用、の必須因子となる特徴。 (3) 宿主となった白紋羽病菌の植物に対する病原力を低下させる作用、の必須因子となる特徴。 (4) ウイルス粒子の形状が直径30〜45nmの球状である特徴。 (5) 以下(5-1)及び(5-2)に記載の感染能を有する特徴。 (5-1) 宿主である白紋羽病菌の菌糸融合により感染する能力。 (5-2) 宿主である白紋羽病菌の細胞に対して、粒子感染する能力。

IPC (5件)：

C12N 7/00 ( 200 6.01) ,  C12N 1/15 ( 200 6.01) ,  A01N 63/00 ( 200 6.01) ,  A01P 3/00 ( 200 6.01) ,  C12N 15/09 ( 200 6.01)

FI (5件)：

C12N 7/00 ZNA ,  C12N 1/15 ,  A01N 63/00 F ,  A01P 3/00 ,  C12N 15/00 A

引用特許：

出願人引用 (2件)

• 線虫を用いた菌類寄生ウイルスを糸状菌に導入する方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2011-151451   出願人：独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構
• 病原性低下因子を含む白紋羽病菌分離株W370
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2001-016569   出願人：独立行政法人農業環境技術研究所, 生物系特定産業技術研究推進機構

審査官引用 (2件)

• 線虫を用いた菌類寄生ウイルスを糸状菌に導入する方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2011-151451   出願人：独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構
• 病原性低下因子を含む白紋羽病菌分離株W370
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2001-016569   出願人：独立行政法人農業環境技術研究所, 生物系特定産業技術研究推進機構

引用文献：

出願人引用 (3件)

• 日本土壌微生物学会講演要旨集, 20120610, Vol.2012, p.11
• 日本植物病理学会報, 2011, Vol.77, No.1, p.52
• Phytopathology, 2010, Vol.100, No.9, p.922-930

審査官引用 (3件)

• 日本土壌微生物学会講演要旨集, 20120610, Vol.2012, p.11
• 日本植物病理学会報, 2011, Vol.77, No.1, p.52
• Phytopathology, 2010, Vol.100, No.9, p.922-930