特許
J-GLOBAL ID:201603007723493205

把持処置装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 蔵田 昌俊 ,  野河 信久 ,  河野 直樹 ,  井上 正 ,  鵜飼 健
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-000256
公開番号(公開出願番号):特開2016-073729
出願日: 2016年01月04日
公開日(公表日): 2016年05月12日
要約:
【課題】把持状態において把持対象のジョー軸に沿った移動が規制され、ジョーが開き把持対象を挿入する状態において把持対象のジョーへの引掛りが有効に防止される把持処置装置を提供する。【解決手段】把持処置装置のジョー60は、把持対象のジョー軸Jに沿った移動を規制しない形状に形成される第1の連続面67A及び第2の連続面67Bを備え、第1の非接触部66Aの第1のジョー幅方向側の縁を第1の連続面が形成し、第2の非接触部66Bの第2のジョー幅方向側の縁を第2の連続面が形成する。ジョーは、ジョーと先端処置部との間で把持対象を把持する状態において把持対象のジョー軸に沿った移動を規制する移動規制部を備え、移動規制部は、開いたジョーと先端処置部33との間に把持対象を挿入する状態において把持対象が接触しない位置に位置する。【選択図】図5
請求項(抜粋):
長手軸に沿って延設されるプローブであって、先端部に先端処置部を備えるプローブと、 ジョー軸に沿って延設され、前記ジョー軸に垂直なジョー開閉方向に前記プローブの前記先端処置部に対して開閉可能なジョーであって、前記先端処置部に対して閉じた状態において前記先端処置部との間で把持対象を把持可能なジョーと、 前記ジョーに設けられ、前記ジョーを前記先端処置部に対して閉じた前記状態において前記先端処置部に当接可能な当接部と、 前記ジョー軸に垂直で、かつ、前記ジョー開閉方向に垂直な方向を第1のジョー幅方向及び第2のジョー幅方向とした場合に、前記ジョーにおいて前記当接部の前記第1のジョー幅方向側に前記先端処置部に対向する状態で設けられ、前記当接部が前記先端処置部と当接した状態において前記先端処置部との間に隙間を有する第1の非接触部と、 前記ジョーにおいて前記当接部の前記第2のジョー幅方向側に前記先端処置部に対向する状態で設けられ、前記当接部が前記先端処置部と当接した状態において前記先端処置部との間に隙間を有する第2の非接触部と、 前記第1の非接触部の前記第1のジョー幅方向側の縁を形成し、前記ジョー軸に沿って連続する1つの面状に形成される第1の連続面であって、前記先端処置部に対して開いた前記ジョーと前記先端処置部との間に前記把持対象を挿入する状態において、前記把持対象の前記ジョー軸に沿った移動を規制しない形状に形成される第1の連続面と、 前記第2の非接触部の前記第2のジョー幅方向側の縁を形成し、前記ジョー軸に沿って連続する1つの面状に形成される第2の連続面であって、前記先端処置部に対して開いた前記ジョーと前記先端処置部との間に前記把持対象を挿入する前記状態において、前記把持対象の前記ジョー軸に沿った移動を規制しない形状に形成される第2の連続面と、 前記第1の非接触部において前記第1の連続面より前記第2のジョー幅方向側の部位、及び、前記第2の非接触部において前記第2の連続面より前記第1のジョー幅方向側の部位の少なくとも一方に設けられ、前記先端処置部に対して閉じた前記ジョーと前記先端処置部との間で前記把持対象を把持する状態において前記把持対象の前記ジョー軸に沿った移動を規制する移動規制部であって、前記先端処置部に対して開いた前記ジョーと前記先端処置部との間に前記把持対象を挿入する状態において前記把持対象が接触しない位置に位置する移動規制部と、 を具備する把持処置装置。
IPC (2件):
A61B 18/12 ,  A61B 18/00
FI (3件):
A61B17/39 310 ,  A61B17/36 330 ,  A61B17/39 320
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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