特許
J-GLOBAL ID:201603008335981130

デュアルバンドパルス合成物による非線形イメージング

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 恩田 誠 ,  恩田 博宣 ,  本田 淳
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-534507
特許番号:特許第6013493号
出願日: 2012年10月03日
請求項(抜粋):
【請求項1】 波動場強度によって波動伝播および散乱の対象物材料パラメータが変動する対象物の領域を波動により測定または画像化する方法であって、 (a)少なくとも2つのパルス合成物を前記領域へ送信することであって、 各パルス合成物が、 低周波(LF)アレイ素子を有するLFアレイ開口から送信されたLF帯域の周波数を有する低周波(LF)パルスと、 高周波(HF)アレイ素子を有するHFアレイ開口から送信されたHF帯域の周波数を有する高周波(HF)パルスと、によって構成され、 送信されたHFパルスのパルス長が、送信されたLFパルスの振動期間の半分未満であり、 前記送信されたHFパルスは、前記HFパルスの伝播深度の少なくとも一部について共伝播するLFパルスによって前記対象物材料パラメータの操作を観察できるように前記送信されたLFパルス内でまたは前記送信されたLFパルスに接近して空間伝播し、 前記対象物の異なる操作を生じさせるために、少なくとも前記送信されたLFパルスが前記送信されたパルス合成物間で異なっており、前記送信されたパルス合成物のLFパルスがゼロであってもよく、少なくとも一つのパルス合成物において前記LFパルスが非ゼロである、前記少なくとも2つのパルス合成物を前記領域へ送信すること、 (b)送信された各パルス合成物から散乱および送信されたHF成分の一方または両方からのHF受信素子信号を、HF受信アレイ素子を使用してピックアップすることであって、前記HF受信素子信号は、送信された各パルス合成物における所与のHF受信開口とHF受信焦点とによってHF受信信号内に組み合わされる、前記ピックアップすること、 (c)高速時間(深度-時間)を複数の高速時間インターバルに分割し、高速時間インターバル中の前記HF受信信号を、 (i)高速時間インターバル中にHFパルス反響ノイズを形成する干渉を与える多重散乱HFパルスの非線形伝播遅延の加重平均を表す補正遅延推定を用いた高速時間中の遅延補正であって、前記加重平均は、高速時間インターバル中の前記多重散乱HFパルスの振幅変動およびパルス形状を補償する、前記遅延補正と、 (ii)高速時間インターバル中にHFパルス反響ノイズを形成する干渉を与える多重散乱HFパルスの非線形伝播遅延のLFパルスによる変動およびパルス形状歪みによって生じる高速時間インターバル中のHFパルス反響ノイズのスペックルのLFパルスによる変動を補償するスペックル補正フィルタ推定を用いた高速時間中のスペックル補正と のうちの少なくとも一方によって補正することであって、前記高速時間インターバルについて補正されたHF信号を形成するために、前記遅延補正および前記スペックル補正のうちの一方または両方を少なくとも1つのHF受信信号についてゼロとすることが可能であるとともに、前記遅延補正および前記スペックル補正のうちの少なくとも一方を少なくとも1つのHF受信信号について非ゼロとすることが可能である、前記高速時間インターバル中の前記HF受信信号を上記(i)および(ii)のうちの少なくとも一方によって補正すること、 (d)パルス反響ノイズの抑制によって、少なくとも1つのノイズ抑制HF信号を形成するために、少なくとも2つの送信されたパルス合成物からの前記補正されたHF信号を組み合わせること、 を備える方法。
IPC (1件):
A61B 8/00 ( 200 6.01)
FI (1件):
A61B 8/00 ZDM
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • 特開昭60-253434
  • 特開昭62-084742
  • 超音波イメージング
    公報種別:公表公報   出願番号:特願2007-522460   出願人:アンゲルセンビョルンアー.ヤー., ハンセンルネ, スタンダールオイヴィン
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