特許
J-GLOBAL ID:201603008414230093

酸素吸収性密封容器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 稲葉 良幸 ,  内藤 和彦 ,  岡野 聡二郎
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-012444
公開番号(公開出願番号):特開2014-144534
特許番号:特許第5954197号
出願日: 2013年01月25日
公開日(公表日): 2014年08月14日
請求項(抜粋):
【請求項1】 熱可塑性樹脂を含有するシーラント層、共重合ポリオレフィン化合物および遷移金属触媒を含有する酸素吸収性樹脂組成物からなる酸素吸収層、並びにガスバリア性物質を含有するガスバリア層をこの順に積層した、少なくとも3層からなる酸素吸収性多層体を含有する蓋材と、 熱可塑性樹脂を含有する内層、ガスバリア性物質を含有するガスバリア層、および熱可塑性樹脂を含有する外層をこの順に積層した、少なくとも3層からなるガスバリア性成形容器と、を備え、 前記蓋材における前記シーラント層と前記ガスバリア性成形容器における前記内層とが接合されてなる酸素吸収性密封容器であって、 前記共重合ポリオレフィン化合物が、下記一般式(1)で表される構成単位; (式中、R1、R2、R3およびR4は、それぞれ独立して水素原子または第1の一価の置換基を示し、前記第1の一価の置換基は、ハロゲン原子、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、アリール基、複素環基、シアノ基、ヒドロキシ基、カルボキシル基、エステル基、アミド基、ニトロ基、アルコキシ基、アリールオキシ基、アシル基、アミノ基、メルカプト基、アルキルチオ基、アリールチオ基、複素環チオ基およびイミド基からなる群より選択される少なくとも1種であり、これらはさらに置換基を有していてもよい。) からなる群より選択される少なくとも1種の構成単位(a)と、 下記一般式(2)および(3)で表される構成単位; (式中、R5、R6およびR7は、それぞれ独立して水素原子または第2の一価の置換基を示し、R8、R9、R10およびR11は、それぞれ独立して第3の一価の置換基を示し、前記第2の一価の置換基および前記第3の一価の置換基は、それぞれ独立して、ハロゲン原子、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、アリール基、複素環基、シアノ基、ヒドロキシ基、カルボキシル基、エステル基、アミド基、ニトロ基、アルコキシ基、アリールオキシ基、アシル基、アミノ基、メルカプト基、アルキルチオ基、アリールチオ基、複素環チオ基およびイミド基からなる群より選択される少なくとも1種であり、これらはさらに置換基を有していてもよく、前記R8、R9、R10またはR11が複数存在する場合、複数の前記R8、R9、R10またはR11は、互いに同一であっても異なっていてもよい。mは0〜3、nは0〜7、pは0〜6、qは0〜4の整数をそれぞれ示し、テトラリン環のベンジル位には少なくとも1つの水素原子が結合している。Xは-(C=O)O-、-(C=O)NH-、-O(C=O)-、-NH(C=O)-および-(CHR)s-からなる群より選択される二価の基を示し、sは0〜12の整数を示す。Yは-(CHR)t-であって、tは0〜12の整数を示す。Rは水素原子、メチル基およびエチル基からなる群より選択される一価の化学種を示す。) からなる群より選択される少なくとも1種のテトラリン環を有する構成単位(b)と、を含有する共重合ポリオレフィン化合物である、酸素吸収性密封容器。
IPC (7件):
B32B 27/32 ( 200 6.01) ,  B32B 1/02 ( 200 6.01) ,  B32B 27/00 ( 200 6.01) ,  C08F 210/02 ( 200 6.01) ,  C08F 220/10 ( 200 6.01) ,  B65D 65/40 ( 200 6.01) ,  B65D 81/26 ( 200 6.01)
FI (7件):
B32B 27/32 Z ,  B32B 1/02 ,  B32B 27/00 H ,  C08F 210/02 ,  C08F 220/10 ,  B65D 65/40 D ,  B65D 81/26 L

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