特許
J-GLOBAL ID:201603008432094229
オープンラック型気化器用伝熱管およびその製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人磯野国際特許商標事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-172367
公開番号(公開出願番号):特開2016-048121
出願日: 2014年08月27日
公開日(公表日): 2016年04月07日
要約:
【課題】複雑な形状を有する伝熱管であっても、ORVの運転環境下で長期にわたって犠牲防食性が維持されると共に、腐食により犠牲防食皮膜の薄肉部が消失してしまった際に実施する溶射による補修性にも優れたオープンラック型気化器用伝熱管を提供する。【解決手段】伝熱管2は、本体部21と複数のフィン22とを備えた基材と、押出成形によって基材の外周面にクラッドされた犠牲防食皮膜24とを備え、隣接するフィン同士を繋ぐ谷部23が直線部分を有し、谷部23の中央点P1からフィン22の直線部分22aの始点P2までの距離(A)と犠牲防食距離との関係がA<(犠牲防食距離)であり、谷部23の犠牲防食皮膜24の最小厚(a)が100μm以上であって、最小厚(a)とフィン22の先端部の犠牲防食皮膜24の最大厚(b)との関係が、b≦10aであり、かつ、最大厚(b)が、フィンの中心線から中心線と直交する方向に測定した膜厚である。【選択図】図2
請求項(抜粋):
オープンラック型気化器の熱交換パネルを構成する伝熱管であって、
前記伝熱管は、管状の本体部と前記本体部の外周面から外方に向かって突出した複数のフィンとを備えた基材と、押出成形によって前記基材の外周面にクラッドされた犠牲防食皮膜とを備え、
前記伝熱管の管軸直交断面において、隣接する前記フィン同士を繋ぐ谷部が直線部分を有し、
前記谷部の中央点から前記フィンの側辺を形成する直線部分の始点までの距離(A)と、前記基材と前記犠牲防食皮膜との間で規定される犠牲防食距離との関係がA<(犠牲防食距離)であり、
前記谷部にクラッドされた前記犠牲防食皮膜の膜厚の最小厚(a)が100μm以上であって、
前記最小厚(a)と、前記フィンの先端部にクラッドされた前記犠牲防食皮膜の膜厚の最大厚(b)との関係が、b≦10aであり、かつ、前記最大厚(b)が、前記フィンの中心線から前記中心線と直交する方向に測定した膜厚であることを特徴とするオープンラック型気化器用伝熱管。
IPC (3件):
F28F 19/06
, F28D 3/02
, F28F 1/18
FI (3件):
F28F19/06 A
, F28D3/02
, F28F1/18
Fターム (8件):
3L103AA12
, 3L103BB27
, 3L103CC03
, 3L103CC18
, 3L103DD08
, 3L103DD33
, 3L103DD36
, 3L103DD42
引用特許: