特許
J-GLOBAL ID:201603008889001323

高速船の船型

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-245370
公開番号(公開出願番号):特開2016-094178
出願日: 2014年11月14日
公開日(公表日): 2016年05月26日
要約:
【課題】フルード数が0.32以上の航海速力を有する高速船において、造波抵抗を低減する船型を提供する。【解決手段】満載喫水線の形状を、SS6位置から後方に向けて徐々に曲線状で幅を狭め、SS4 1/2位置で最も狭くして最大幅の9割幅に形成し、それより後方に向けては徐々に曲線状で幅を広げて、SS3位置で最大幅に形状し、且つSS6位置とSS3位置間の夫々の位置で満載喫水線より下方の幅が満載喫水線での幅より広がらない形状の船型とすることで、船体が航走しているとき特にフルード数が0.32以上の高速域でSS6位置からSS3位置間の領域において、従来船型で見られた圧力低下現象が緩和されて所謂波の谷が小さくなることで船体周りに発生される造波現象も緩和され、その為に造波抵抗が低減し、それに伴い船体の推進に要する主機馬力も従来船型より低減される効果が得られる。【選択図】図14
請求項(抜粋):
船速を表す速度関数のフルード数が0.32以上の航海速力を有する高速船の船型で、満載喫水線の長手方向形状を前端の船首垂線から後方に向けて徐々に曲線状で幅を広げ、船首垂線から垂線間長の4割後方のSS6位置で最大幅に形成し、更にSS6位置と船首垂線から垂線間長の7割後方のSS3位置の間は最大幅のままで直線的に形成し、更にSS3位置から後方に向けて徐々に曲線状で幅を狭めて後端の船尾材に連結形成し、且つSS6位置とSS3位置間に亘る夫々の位置で満載喫水線より下方域の幅が最大幅より広がらない横断面形状の船型において、満載喫水線の長手方向形状を船首垂線から垂線間長の4割後方のSS6位置から後方に向けて徐々に曲線状で幅を狭めて船首垂線から垂線間長の5割5分後方のSS4 1/2位置で最も狭くして最大幅の9割幅に形成し、それより後方に向けて徐々に曲線状で幅を広げて船首垂線から垂線間長の7割後方のSS3位置で最大幅に形成し、且つSS6位置とSS3位置間の夫々の位置で満載喫水線より下方の幅が満載喫水線での幅より広がらない横断面形状の船型を特徴とする高速船の船型
IPC (3件):
B63B 1/40 ,  B63B 1/06 ,  B63B 1/08
FI (3件):
B63B1/40 Z ,  B63B1/06 Z ,  B63B1/08 Z

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