特許
J-GLOBAL ID:201603008955735007

摩擦撹拌接合方法及び摩擦撹拌接合装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 酒井 宏明 ,  高村 順
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-130636
公開番号(公開出願番号):特開2016-007633
出願日: 2014年06月25日
公開日(公表日): 2016年01月18日
要約:
【課題】開先部における厚さが変化しても、回転ツールに加わる負荷を抑制しつつ、接合欠陥部の発生を抑制して、開先部の摩擦撹拌接合を好適に行うことができる摩擦撹拌接合方法等を提供する。【解決手段】開先部6を挟んで、厚さ方向の上方側に配置される第1回転ツールを回転させながら移動させることで、開先部6に第1撹拌領域E1を形成する第1摩擦撹拌接合工程と、第1摩擦撹拌接合工程と同時、または第1摩擦撹拌接合工程の実行後、開先部6を挟んで、厚さ方向の下方側に配置される第2回転ツールを回転させながら移動させることで、開先部6に第2撹拌領域E2を形成する第2摩擦撹拌接合工程と、を備え、第1撹拌領域E1は、開先部6の上方側から内部に達する領域となっており、第2撹拌領域E2は、開先部6の下方側から内部に達する領域となっており、第1撹拌領域E1と第2撹拌領域E2とは、厚さ方向において開先部6の内部で相互に重複する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
金属材の被接合部を挟んで、前記被接合部の厚さ方向の一方側に配置される第1回転ツールを回転させながら第1進行方向に移動させることで、前記被接合部に第1撹拌領域を形成する第1摩擦撹拌接合工程と、 前記第1摩擦撹拌接合工程と同時、または前記第1摩擦撹拌接合工程の実行後、前記被接合部を挟んで、前記厚さ方向の他方側に配置される第2回転ツールを回転させながら第2進行方向に移動させることで、前記被接合部に第2撹拌領域を形成する第2摩擦撹拌接合工程と、を備え、 前記第1撹拌領域は、前記厚さ方向において、前記被接合部の一方側から前記被接合部の内部に達する領域となっており、 前記第2撹拌領域は、前記厚さ方向において、前記被接合部の他方側から前記被接合部の内部に達する領域となっており、 前記第1撹拌領域と前記第2撹拌領域とは、前記厚さ方向において、前記被接合部の内部で相互に重複することを特徴とする摩擦撹拌接合方法。
IPC (1件):
B23K 20/12
FI (3件):
B23K20/12 310 ,  B23K20/12 344 ,  B23K20/12 340
Fターム (9件):
4E167AA06 ,  4E167BG06 ,  4E167BG09 ,  4E167BG10 ,  4E167BG14 ,  4E167BG20 ,  4E167BG22 ,  4E167BG25 ,  4E167BG30

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