特許
J-GLOBAL ID:201603009122369100

吸水性球状シリコーン系ゴム粒子の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 小島 隆司 ,  重松 沙織 ,  小林 克成 ,  石川 武史 ,  正木 克彦
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-201288
公開番号(公開出願番号):特開2015-067654
特許番号:特許第5999058号
出願日: 2013年09月27日
公開日(公表日): 2015年04月13日
請求項(抜粋):
【請求項1】 吸水性を有する球状のシリコーン系ゴム粒子の製造方法であって、該シリコーン系ゴムがケイ素原子に結合した、下記一般式(1): -R1(OCH2CH2)a(OCH(CH3)CH2)bOR2 (1) (式中、R1は炭素原子数1〜15のアルキレン基であり、R2は水素原子、炭素原子数1〜30のアルキル基又は-(CO)-R3で示される有機基であり、R3は炭素原子数1〜30のアルキル基である。aは2〜50の整数、bは0〜15の整数である。) で示される1価のポリオキシアルキレン基、及び下記一般式(2): -R4(OCH2CH2)c(OCH(CH3)CH2)dOR5- (2) (式中、R4は炭素原子数1〜15のアルキレン基であり、R5は炭素原子数1〜15のアルキレン基である。cは2〜50の整数、dは0〜15の整数である。) で示される2価のポリオキシアルキレン基を有するオルガノポリシロキサンであり、下記の(i)〜(iv)の工程を含むことを特徴とする吸水性球状シリコーン系ゴム粒子の製造方法。 (i) (A)下記平均組成式(3): R6eHfSiO(4-e-f)/2 (3) (式中、R6は脂肪族不飽和基以外の炭素原子数1〜30の1価の有機基であり、e及びfは、0<e<3、0<f≦3及び0.1≦e+f≦3を満たす正数である。) で示され、一分子中にケイ素原子に結合した水素原子を少なくとも平均3個有するオルガノハイドロジェンポリシロキサンと、 (B)下記一般式(4): R7(OCH2CH2)a(OCH(CH3)CH2)bOR2 (4) (式中、R7は炭素原子数2〜15の1価オレフィン性不飽和基であり、R2、a及びbは式(1)中のR2、a及びbと同じである。) で示される片末端に1価のオレフィン性不飽和基が結合したポリオキシアルキレンとを、(D)白金族金属系触媒を用いて(A)成分のケイ素原子に結合した水素原子の一部が残存するように付加反応させる。 (ii) 工程(i)で得られた(A)のオルガノハイドロジェンポリシロキサンと(B)の片末端に1価のオレフィン性不飽和基が結合したポリオキシアルキレンとの付加反応物、(C)下記一般式(5): R8(OCH2CH2)c(OCH(CH3)CH2)dOR9 (5) (式中、R8及びR9は炭素原子数2〜15の1価のオレフィン性不飽和基であり、c及びdは式(2)中のc及びdと同じである。) で示される両末端に1価のオレフィン性不飽和基が結合したポリオキシアルキレン、及び(E)水を混合し、それらの溶解液状物を得る。 (iii) 工程(ii)で得られた溶解液状物に、(F)分散剤、及び(G)工程(ii)で得られた溶解液状物に対し不溶な液体を加え、高速回転遠心放射型撹拌機、高速回転剪断型撹拌機、高速回転間隙通過型乳化分散機、高圧噴射式乳化分散機、超音波乳化機又は膜乳化装置を用いて(G)成分の不溶液体に分散させる。 (iv) (D)白金族金属系触媒を用いて(A)成分の残存するケイ素原子に結合した水素原子と(C)成分のオレフィン性不飽和基とを付加反応させてゴム状態に硬化させる。
IPC (5件):
C08J 3/16 ( 200 6.01) ,  C08J 3/24 ( 200 6.01) ,  C08L 83/05 ( 200 6.01) ,  C08L 71/02 ( 200 6.01) ,  C08G 77/46 ( 200 6.01)
FI (5件):
C08J 3/16 CFH ,  C08J 3/24 Z ,  C08L 83/05 ,  C08L 71/02 ,  C08G 77/46

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