特許
J-GLOBAL ID:201603009248679008
Nb3Snを含有する超伝導線材のためのPITエレメントを有する半完成線材、及びこの半完成線材を製造する方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
別役 重尚
, 村松 聡
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-033205
公開番号(公開出願番号):特開2016-195100
出願日: 2016年02月24日
公開日(公表日): 2016年11月17日
要約:
【課題】高い伝導度Cu安定化を確実にし、特に良好な電流保持容量を達成する、Nb3Snを含有する超伝導線材のための半完成線材及びこのタイプの半完成線材の製造方法を提供する。【解決手段】半完成線材1は、Cu安定化クラッディング管2と、Cu安定化クラッディング管の内側にてリング形状の閉じた拡散バリア3と、拡散バリアの内側にある複数のPITエレメント6を含む。PITエレメントの各々は、Cuを含有するクラッディング8、小管及びSnを含有する粉末コアを含む。小管は、Nb又は、Nbを含有する合金からなる。拡散バリア3は、半完成線材の断面において3%≦ADF≦9%の領域ADFの割合を有すると共に、8μm≦WDF≦25μmを有する壁厚さWDFを有する。さらに拡散バリアの内側に複数のフィラーエレメント5が配置され、フィルタエレメントの内側がPITエレメントに当接する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
Nb3Snを含有する超伝導線材のための半完成線材(1)であって、
-Cu安定化クラッディング管(2)と、
-前記Cu安定化クラッディング管(2)の内側にあるリング形状の閉じた拡散バリア(3)と、
-前記拡散バリア(3)の内側にある複数のPITエレメント(6)とを含み、
前記エレメントの各々は、
-Cuを含有するクラッディング(8)、
-小管(9)、及び
-Snを含有する粉末コア(10)
を含み、前記小管(9)はNb又はNbを含有する合金からなり、前記拡散バリア(3)は半完成線材(1)の断面において3%≦ADF≦9%の領域ADFの割合を有すると共に、8μm≦WDF≦25μmの壁厚さWDFを有し、さらに前記拡散バリア(3)の内側に複数のフィラーエレメント(5)が配置され、前記フィラーエレメント(5)の内側がPITエレメント(6)に当接することを特徴とする半完成線材。
IPC (4件):
H01B 12/10
, C22C 1/04
, B22F 1/00
, B21C 23/00
FI (5件):
H01B12/10
, C22C1/04 E
, C22C1/04 K
, B22F1/00 R
, B21C23/00 B
Fターム (15件):
4E029AB02
, 4E029AB06
, 4E029CA01
, 4K018AA40
, 4K018BA03
, 4K018BA20
, 4K018BB04
, 4K018JA29
, 4K018KA33
, 5G321AA11
, 5G321BA03
, 5G321CA09
, 5G321CA38
, 5G321CA41
, 5G321DC13
引用特許:
出願人引用 (2件)
審査官引用 (3件)
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特許第1983583号
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特許第1983583号
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ブロンズ法Nb3Sn超電導線材およびその前駆体
公報種別:公開公報
出願番号:特願2007-161777
出願人:株式会社神戸製鋼所, ジャパンスーパーコンダクタテクノロジー株式会社
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