特許
J-GLOBAL ID:201603009273231712

ERG遺伝子発現における前立腺癌特異的変化ならびにそれらの変化に基づく検出および治療方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 平木 祐輔 ,  藤田 節 ,  新井 栄一 ,  田中 夏夫 ,  菊田 尚子 ,  内藤 由美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-033711
公開番号(公開出願番号):特開2016-165270
出願日: 2016年02月25日
公開日(公表日): 2016年09月15日
要約:
【課題】前立腺癌の検出・診断方法、および治療用組成物の提供。【解決手段】前立腺癌組織において選択的に発現される新規に同定されたEPC2(ERG前立腺癌特異的アイソフォーム2)の発現量を被験者の生物学的サンプルにおいて測定し、EPC2の発現レベルを前立腺癌の存在または前立腺癌の重篤度もしくは段階と関連付け、その上昇が前立腺癌の存在または前立腺癌の重篤度もしくは段階を示すものである方法。さらに前立腺癌細胞におけるEPC2遺伝子の発現を妨げるための医薬の製造における、干渉性RNAまたはアンチセンス核酸の使用。【選択図】図9
請求項(抜粋):
生物学的サンプルにおいて前立腺癌を検出するための方法であって、 (a)ハイブリダイズする条件下、該生物学的サンプルに少なくとも第1および第2オリゴヌクレオチドプライマーを混ぜ、ここで、第1オリゴヌクレオチドプライマーは、ERG8、EPC1またはEPC2由来の標的配列内の第1配列にハイブリダイズする配列を含み、第2オリゴヌクレオチドプライマーは、該標的配列に相補的な核酸鎖内の第2配列にハイブリダイズする配列を含み、第1配列は第2配列と重複しておらず、 (b)該生物学的サンプル中に該標的配列が存在する場合には、第1および第2オリゴヌクレオチドプライマーを含有する該生物学的サンプルに少なくとも1つのポリメラーゼ活性を加えることにより、複数の増幅産物を増幅し、 (c)その複数の増幅産物を固定化し、 (d)その固定化された複数の増幅産物にオリゴヌクレオチドプローブを混ぜ、それにより、該プローブを少なくとも1つの固定化増幅産物にハイブリダイズさせ、 (e)該オリゴヌクレオチドプローブと少なくとも1つの増幅産物との間のハイブリダイゼーションからシグナルが生じるかどうかを検出すること、ここで該シグナルの検出が、該生物学的サンプルにおけるERG8、EPC1またはEPC2の発現および前立腺癌の存在を示す、を含んでなる方法。
IPC (12件):
C12Q 1/68 ,  C07K 16/18 ,  C07K 14/47 ,  C12N 15/09 ,  G01N 33/574 ,  G01N 33/543 ,  A61K 31/713 ,  A61K 31/708 ,  A61K 48/00 ,  A61P 13/08 ,  A61P 43/00 ,  A61P 35/00
FI (12件):
C12Q1/68 A ,  C07K16/18 ,  C07K14/47 ,  C12N15/00 A ,  G01N33/574 A ,  G01N33/543 501A ,  A61K31/713 ,  A61K31/7088 ,  A61K48/00 ,  A61P13/08 ,  A61P43/00 111 ,  A61P35/00
Fターム (33件):
4B063QA01 ,  4B063QA19 ,  4B063QQ02 ,  4B063QQ53 ,  4B063QR08 ,  4B063QR42 ,  4B063QR56 ,  4B063QR62 ,  4B063QS25 ,  4B063QS34 ,  4B063QS36 ,  4B063QX02 ,  4C084AA13 ,  4C084NA14 ,  4C084ZA811 ,  4C084ZB261 ,  4C084ZC411 ,  4C086AA01 ,  4C086AA02 ,  4C086EA16 ,  4C086MA01 ,  4C086MA04 ,  4C086NA14 ,  4C086ZA81 ,  4C086ZB26 ,  4C086ZC41 ,  4H045AA10 ,  4H045AA11 ,  4H045AA30 ,  4H045BA10 ,  4H045CA40 ,  4H045DA75 ,  4H045EA51
引用文献:
審査官引用 (3件)

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