特許
J-GLOBAL ID:201603009346426940

工作機械用回転伝達装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 藤田 アキラ ,  今井 秀樹
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-557045
特許番号:特許第5842015号
出願日: 2012年02月29日
請求項(抜粋):
【請求項1】 工作機械に固定のステータ部分(18)と、回転軸線(12)のまわりに回転可能な、工具に固定のロータ部分(26)と、双方向無接触データ伝送用のステータ側およびロータ側の送受信要素(56,56’,58,58’)とを備え、該送受信要素(56,56’,58,58’)が光電構成要素として構成され、これら光電構成要素が、前記ステータ部分(18)上および前記ロータ部分(26)上で統合されて、それぞれ付属の送受信電子機構(60,60’,62,62’)を備えたステータ側およびロータ側の送信グループ(64,64’)および受信グループ(66,66’)を形成し、前記送受信要素(56,56’,58,58’)が、互いに対を成して対向し合うように且つ互いに次のように相対配置され、すなわち前記ステータ部分(18)に対する前記ロータ部分(26)の各回転位置で、前記ステータ側およびロータ側の送信グループおよび受信グループ(64,66’;64’,66)がそのそれぞれの前記送受信要素(56,58’,56’,58)の少なくとも1つを介して互いに通信し合うように相対配置され、変圧器の原理に従って誘導性エネルギー伝達を行うため、エアギャップ(35)によって互いに切り離されたエネルギー巻線(54,54’)が、ステータ側およびロータ側にそれぞれ設けられている、工作機械の回転伝達装置において、 前記ステータ側およびロータ側のエネルギー巻線が、軸線方向の前記エアギャップ(35)を介して互いに対向して配置され、且つそれぞれ隣接する前記送受信グループ(64,66’;64’.66)に対し前記回転軸線に関して同心に配置されていること、 前記ステータ側の送受信要素(56,58)と前記ロータ側の送受信要素(56’,58’)とが、その前記送受信電子機構(60,62,60’62’)とともに、前記エアギャップ(35)からそれぞれ前記回転軸線(12)の方向に間隔をもって、前記エネルギー巻線(54,54’)に対し遮蔽された前記ステータ部分(18)または前記ロータ部分(26)のケーシング(50または50’)内に配置され、且つ前記ステータ側の送受信要素(56,58)と前記ロータ側の送受信要素(56’,58’)とは、それぞれ1つの軸線方向の光誘導経路(68,68’)を介して、前記エアギャップ(35)へ光を透過させる出入窓(74,74’)と連結されていること、 特徴とする回転伝達装置。
IPC (2件):
B23Q 17/22 ( 200 6.01) ,  B23Q 5/04 ( 200 6.01)
FI (2件):
B23Q 17/22 Z ,  B23Q 5/04 520 Z
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭62-229397

前のページに戻る