特許
J-GLOBAL ID:201603009475284079
膜貫通薬物送達システムに適用するためのプロサポシン由来の融合タンパク質又はポリペプチドを含む組成物
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-007409
公開番号(公開出願番号):特開2016-121165
出願日: 2016年01月18日
公開日(公表日): 2016年07月07日
要約:
【課題】生体膜を通して作用因子(例えば薬学的因子、治療的因子又は画像化因子)を送達する方法の提供。【解決手段】融合蛋白質を用いて、皮膚膜、粘膜及び他の細胞膜内に及び/又はこれらを通して並びに血管脳関門を通して、該作用因子を送達する方法。リポソームには、負に荷電した長鎖脂質であるジオレオイルホスファチジルセリンが含まれ得る。中性リン脂質を有する又は有しないアニオン性長鎖リン脂質、短鎖脂質又はこれらの混合物からなる1つ以上のリン脂質と、リン脂質内に含有された安全且つ効果的な量薬学的因子と、薬学的に許容可能な担体におけるプロサシンに由来する融合蛋白質又はポリペプチドと、を含む組成物。前記組成物が標的生体膜と融合可能なリポソームを形成する組成物。前記リポソームが更にカチオン性リン脂質を含むことが望ましい。又、リポソーム内に含有された該活性因子は、生体分子及び/又は有機分子を含む組成物。【選択図】なし
請求項(抜粋):
標的生体膜を通して作用因子を送達するための組成物であって、
a)長鎖リン脂質、短鎖脂質及びこれらの混合物から成る群から選択される1つ又は複数のリン脂質と、
b)安全で且つ効果的な量の作用因子と、
c)プロサポシン由来の融合タンパク質又はポリペプチドと、
d)薬学的に許容可能な担体と、
を含み、前記融合タンパク質又はポリペプチドの濃度が該膜を通して前記作用因子を送達するのに十分な量であり、該組成物が前記標的生体膜と融合可能なリポソームを形成する、前記作用因子は画像化因子である、組成物。
IPC (6件):
A61K 9/127
, A61K 47/24
, A61K 47/42
, A61K 49/00
, A61K 51/00
, A61K 45/00
FI (8件):
A61K9/127
, A61K47/24
, A61K47/42
, A61K49/00 C
, A61K49/00 A
, A61K49/02 A
, A61K49/02 C
, A61K45/00
Fターム (21件):
4C076AA19
, 4C076BB21
, 4C076BB31
, 4C076DD63
, 4C076EE41
, 4C084AA17
, 4C084NA13
, 4C084ZA021
, 4C085HH03
, 4C085HH07
, 4C085HH11
, 4C085KA27
, 4C085KA28
, 4C085KA29
, 4C085KB12
, 4C085KB20
, 4C085LL13
, 4H045AA30
, 4H045BA41
, 4H045EA20
, 4H045FA74
引用特許:
引用文献:
審査官引用 (2件)
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SAPOSIN C: NEURONAL EFFECT AND CNS DELIVERY BY LIPOSOMES
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SAPOSIN C: NEURONAL EFFECT AND CNS DELIVERY BY LIPOSOMES
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