特許
J-GLOBAL ID:201603009696868555

膨張による制御設備配置からの逸脱なしにコークス炉室内ガス圧力を制御する制御装置を提供するための考案品および方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人北青山インターナショナル
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-005549
公開番号(公開出願番号):特開2016-104878
出願日: 2016年01月14日
公開日(公表日): 2016年06月09日
要約:
【課題】操業中のコークス炉室内の高温及び温度差によって生じる膨張による制御設備配置のずれを生じないコークス炉室のガス圧力を制御するための制御装置の提供。【解決手段】グースネック4に接続する立て管2と、フロートカップ7と、ディップパイプ6の中を移動し、フロートカップ7のディップシール7bから下方に配置されたガス収集主管14への排水を制御された方法でシールするシールプラグ8と、水の排水管又はシールプラグ8の開放によってフロートカップ7からの水が流入するガス輸送収集主管14とを含み、フロートカップ7並びにディップパイプ6は、フロートカップ7と環状スペースを形成する固定の筐体9に包含され、環状スペース11が水の排水管およびフロートカップ7からガス収集主管14へのガス流路5として適しており、筐体9はガス収集主管上の円形包囲ディップシール12内に延びる環状の縁部9bを備えているガス圧力を制御する装置。【選択図】図1
請求項(抜粋):
コークス炉室の圧力を制御するための制御設備配置の構成要素の膨張による逸脱がない、コークス炉室内ガス圧力を制御する制御装置を提供するための考案品(1)であって、 ・コークス炉室から垂直に立ち上がり、グースネック(4)に接続する立て管(2)であって、前記グースネック(4)は前記立て管(2)から横方向に方向転換し、さらに垂直下方に進みディップパイプ(6)を形成し、前記ディップパイプの端部が鋸歯状の刻みまたは切り込みをつけたへりを有するクラウンパイプ(6a)およびフロートカップ(7)の中への水の入口として備えられる、立て管(2)と、 ・下向き先細の下部を有し、下部下端からの水出口を備え、開放された上端を有するフロートカップ(7)と、 ・前記ディップパイプ(6)の中を移動し、前記フロートカップ(7)のディップシール(7b)から下方に配置されたガス収集主管(14)への排水を制御された方法でシールするシールプラグ(8)と、 ・水の排水管または前記シールプラグ(8)の開放によって前記フロートカップ(7)からの水が流入するガス輸送収集主管(14)と を含む考案品において、 ・前記フロートカップ(7)ならびに端部に前記クラウンパイプ(6a)を有する前記ディップパイプ(6)は、前記フロートカップ(7)と環状スペースを形成する、固定の筐体(9)に包含され、前記環状スペース(11)が前記水の排水管および前記フロートカップ(7)から前記ガス収集主管(14)へのガス流路(5)として適していることと、 ・前記筐体(9)は前記ガス収集主管上の円形包囲ディップシール(12)内に延びる環状の縁部(9b)を備えていることを特徴とする考案品。
IPC (1件):
C10B 27/06
FI (1件):
C10B27/06 Z
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • コークス炉団を作動するための方法
    公報種別:公表公報   出願番号:特願2002-592429   出願人:ティッセンクルップエンコークゲゼルシャフトミットベシュレンクテルハフツング

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