特許
J-GLOBAL ID:201603009735234399
水の脱塩処理方法および装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
田中 政浩
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-166505
公開番号(公開出願番号):特開2016-041411
出願日: 2014年08月19日
公開日(公表日): 2016年03月31日
要約:
【課題】正浸透法で水処理する方法において、重力分離工程で温度感応性薬剤を主体とする層を一定の溶質濃度或いは水分濃度で分離できる方法と装置の提供。【解決手段】塩類を含有する被処理水1と、下限臨界温度を有する温度感応性薬剤を水に溶解した誘引溶液4とを半透膜3を介して接触させる正浸透工程10と、加温工程14と、重力分離工程11と、重力分離工程11で分離された濃厚溶液7を誘引溶液4の下限臨界温度以下の温度まで冷却15した後、正浸透工程10へ循環し、誘引溶液4として再使用する冷却15・循環工程と、重力分離工程11で分離された希薄溶液6を膜処理し、膜ろ過水8を得る膜処理工程12を有する水の脱塩処理方法であって、希釈誘引溶液5の下限臨界温度を測定し、測定値が設定値よりも高い場合は、希釈誘引溶液4に疎水性物質を添加し、設定値が設定値よりも低い場合は、希釈誘引溶液4に親水性物質を添加する脱塩処理方法と装置。【選択図】図1
請求項(抜粋):
塩類を含有する被処理水と、下限臨界温度を有する温度感応性薬剤を水に溶解した誘引溶液とを半透膜を介して接触させ、前記被処理水中の水を前記半透膜を通して前記誘引溶液に移動させ、水で希釈された希釈誘引溶液と膜濃縮水を得る正浸透工程と、前記希釈誘引溶液を前記誘引溶液の下限臨界温度以上の温度まで加温する加温工程と、前記加温工程で相分離した温度感応性薬剤を主体とする濃厚溶液層と、水を主体とし少量の温度感応性薬剤を含有する希薄溶液層とに重力分離する重力分離工程と、前記重力分離工程で分離された濃厚溶液を前記誘引溶液の下限臨界温度以下の温度まで冷却した後、前記正浸透工程へ循環し、誘引溶液として再使用する冷却・循環工程と、前記重力分離工程で分離された希薄溶液を膜処理し、膜ろ過水を得る膜処理工程を有する水の脱塩処理方法であって、
前記希釈誘引溶液の下限臨界温度を測定し、測定値が予め設定された設定値よりも高い場合は、該希釈誘引溶液に疎水性物質を添加し、また、設定値が予め設定された設定値よりも低い場合は、該希釈誘引溶液に親水性物質を添加することを特徴とする脱塩処理方法。
IPC (4件):
C02F 1/44
, B01D 61/00
, B01D 61/58
, B01D 17/00
FI (6件):
C02F1/44 G
, C02F1/44 D
, C02F1/44 A
, B01D61/00 500
, B01D61/58
, B01D17/00 503A
Fターム (28件):
4D006GA03
, 4D006GA06
, 4D006GA07
, 4D006GA14
, 4D006KA01
, 4D006KA33
, 4D006KA52
, 4D006KA55
, 4D006KA57
, 4D006KB14
, 4D006KB15
, 4D006KD30
, 4D006MA01
, 4D006MA02
, 4D006MA03
, 4D006MC03
, 4D006MC04
, 4D006MC18
, 4D006MC22
, 4D006MC27
, 4D006MC30
, 4D006MC54
, 4D006MC62
, 4D006PA01
, 4D006PB03
, 4D006PB04
, 4D006PB05
, 4D006PB08
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