特許
J-GLOBAL ID:201603009739389001

三次元造形装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 上島 淳一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-245619
公開番号(公開出願番号):特開2016-107462
出願日: 2014年12月04日
公開日(公表日): 2016年06月20日
要約:
【課題】使用するフィラメント樹脂に応じて、吐出パラメータを設定する三次元造形装置を提供する。【解決手段】溶解したフィラメント樹脂を吐出して三次元造形物を作製する三次元造形装置において、形成物を測定するセンサと、吐出パラメータに基づいて複数の試験条件を設定する手段と、各試験条件で形成したラインの幅の予想値を算出する手段と、各試験条件に基づいてラインを形成する手段と、形成されたライン幅をセンサで測定する手段と、所定の試験条件において、ライン幅の測定値と予想値との誤差が、所定範囲内にあるか否かを判断し、所定範囲内にあると判断されたときのみ、所定の試験条件を設定可能条件と判断する手段と、設定可能条件であるとともに、ライン幅の測定値が、所定の値に最も近似し、かつ、樹脂加熱温度が所定の条件となる試験条件の吐出パラメータを三次元造形時の吐出パラメータとして設定する手段とを有するようにした。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
溶解したフィラメント樹脂を吐出して三次元造形物を作製する三次元造形装置において、 フィラメント樹脂を溶解し、溶解した樹脂を吐出するヘッド部と、 前記ヘッド部から吐出された樹脂が積層されるテーブルと、 前記テーブルに形成された形成物を測定するセンサと、 フィラメント樹脂を溶解して前記ヘッド部から樹脂を吐出する際のパラメータたる吐出パラメータに基づいて複数の試験条件を設定する条件設定手段と、 前記条件設定手段で設定された各試験条件においてライン状の成形物たるラインを形成したときの該ラインの幅の予想値を算出する算出手段と、 前記条件設定手段で設定された各試験条件に基づいて前記テーブルにラインを形成する形成手段と、 前記形成手段により形成されたラインの幅を前記センサにより測定する測定手段と、 所定の試験条件において、前記測定手段により測定されたラインの幅の測定値と、前記算出手段により算出されたラインの幅の予想値との誤差が、所定の範囲内にあるか否かを判断し、判断結果において該測定値と該予想値との誤差が前記所定の範囲内にあると判断されたときのみ、前記所定の試験条件を設定可能条件と判断する判断手段と、 前記判断手段により設定可能条件と判断された試験条件の中から、ラインの幅の測定値が、所定の値に最も近似し、かつ、樹脂加熱温度が所定の条件となる試験条件を選択し、選択した試験条件の吐出パラメータを三次元造形時の吐出パラメータとして設定する設定手段と を有することを特徴とする三次元造形装置。
IPC (1件):
B29C 67/00
FI (1件):
B29C67/00
Fターム (10件):
4F213AR06 ,  4F213WA25 ,  4F213WB01 ,  4F213WL02 ,  4F213WL27 ,  4F213WL32 ,  4F213WL67 ,  4F213WL74 ,  4F213WL85 ,  4F213WL87

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