特許
J-GLOBAL ID:201603009817723223

時計、特にクロノグラフの分針

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (10件): 渡辺 喜平 ,  岡野 功 ,  田中 有子 ,  森島 なるみ ,  中山 真一 ,  今井 哲也 ,  生富 成一 ,  平山 晃二 ,  山崎 信一郎 ,  岡本 和道
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-543388
公開番号(公開出願番号):特表2016-502081
出願日: 2013年11月12日
公開日(公表日): 2016年01月21日
要約:
時計、特にクロノグラフの分針は、秒針を支持し、複数の受け入れ領域を備えた中央アーバ(10)を有する。このとき、中央アーバ(10)の上には、アーバの周りで駆動するために、歯車(20)が第1の受け入れ領域に固定され、ハート形帰零機構(30)が第2の受け入れ領域に固定され、レリーズスネイルカム(40)が第3の受け入れ領域に締まりばめで配置される。旋回軸(62)周りを旋回可能な分制御レバー(60)の突出部(61)は、レリーズスネイルカム(40)の回転運動中、バネで付勢されて(63)カムに沿って摺動し、最大半径(42)の地点から最小半径(44)の地点へと落ち、前進操作のこの係合が外れる地点(42から44)を、分制御レバー(60)によって調整可能に設定できる。スネイルカム(40)はここでは、偏心体(50)の頭部を収容するための開口部(45)を有し、ハート形帰零機構(30)は、偏心体(50)の指部(52)を収容するための開口部(32)を有し、それゆえ、分制御レバー(60)による前進操作のレリーズ点(42から44)を調整するために、偏心頭部(51)の回転により、中央アーバ(10)上に固定されるハート形帰零機構(30)を介して、歯車(20)に対し、中央アーバ(10)周りにある角度だけスネイルカム(40)を回転させることができる。【選択図】図3
請求項(抜粋):
中央アーバ(10)、歯車(20)、ハート形帰零機構(Nullstellherz)(30)、レリーズスネイルカム(Ausloeseschnecke)(40)、分制御つめ(Minutenschaltklinke)(71)を備えた、時計、特にクロノグラフの分針であって、 前記中央アーバ(10)は、秒針を支持し、複数の受け入れ領域(12,13,14)を有し、 前記歯車(20)は、前記中央アーバ(10)上で、該中央アーバ(10)の周りを駆動するために、第1の受け入れ領域(12)に固定して接続され、 前記ハート形帰零機構(30)は、前記中央アーバ(10)上で、該中央アーバ(10)の周りを駆動するために、第2の受け入れ領域(13)に固定して留め付けられ、 前記レリーズスネイルカム(40)は、前記中央アーバ(10)上で、該中央アーバ(10)の周りを駆動するために、第3の受け入れ領域(14)に配置され、半径方向環状の、傾斜状に増加する(radial umlaufende,rampenartig ansteigende)制御カム(41)を有し、旋回軸(62)周りに旋回可能な分制御レバー(60)の突出部(Nase)(61)が、前記レリーズスネイルカム(40)の回転運動時、弾性的な予荷重を受けて(unter federnder Vorspannung)(63)前記カムに沿って摺動し、60秒に相当する摺動距離後、最大半径(42)の地点を乗り越えて、前記レリーズスネイルカム(40)の最小半径(44)の地点上に落ち、 前記分制御つめ(71)は、前記分制御レバー(60)上に配置され、前記分制御レバー(60)の突出部(61)が前記制御カム(41)の前記最小半径(44)の地点上に落ちると、該分制御つめ(71)を用いて、回転可能に(74)取り付けられた分カウンタホイール(70)を分ステップ(72,73)だけ前進させることができ、前記前進の前記レリーズ地点(42から44)を、前記分制御レバー(60)によって調整可能に設定できる分針において、 前記レリーズスネイルカム(40)は、前記中央アーバ(10)の前記第3の受け入れ領域(14)に締まりばめ(Presssitz)で配置され、 前記レリーズスネイルカム(40)は、偏心体(50)の頭部(51)を受け入れるための開口部(45)を有し、 前記ハート形帰零機構(30)は、前記偏心体(50)の指部(52)を受け入れるための開口部(32)を有し、その結果、前記分制御レバー(60)による前進の前記レリーズ地点(42から44)の調整のために、前記偏心頭部(51)の回転により、前記中央アーバ(10)上に固定されてのっているハート形帰零機構(30)を介して、前記レリーズスネイルカム(40)を、歯車(10)に対し前記中央アーバ(10)の周りにある角度だけ回転させることができる、ことを特徴とする分針。
IPC (3件):
G04F 7/08 ,  G04B 27/00 ,  G04B 13/02
FI (3件):
G04F7/08 A ,  G04B27/00 D ,  G04B13/02 Z
Fターム (3件):
2F085BB01 ,  2F085DD07 ,  2F085EE06
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 時計の分計
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-322753   出願人:ランゲウーレンゲゼルシヤフトミツトベシユレンクテルハフツング
  • クロノグラフ時計
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2008-038302   出願人:イーティーエーエスエーマニュファクチュアホルロゲアスイス

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