特許
J-GLOBAL ID:201603009927881681

非接触電力伝送システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小谷 悦司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-191312
公開番号(公開出願番号):特開2016-063694
出願日: 2014年09月19日
公開日(公表日): 2016年04月25日
要約:
【課題】簡素な構成で受電装置からの電力供給の要求を送電装置が正確に判定できる。【解決手段】非接触電力伝送システムは、送電装置と第1受電装置とを備える。送電装置は、伝送コイルに連続発振又は間欠発振を行わせる発振制御部と、入力電流を検出する電流検出部とを含む。第1受電装置は、受電コイルに電流が流れる第1コイル状態と電流が流れない又は流れる電流が所定値以下である第2コイル状態との間でコイル状態を切り替えるコイル状態切替部と、コイル状態制御部とを含む。コイル状態制御部は、1回の伝送コイルの発振期間に第1コイル状態にさせ、続くN回の伝送コイルの発振期間に第2コイル状態にさせる。発振制御部は、1回の伝送コイルの発振期間において、入力電流が閾値以上であり、かつ、続くN回の伝送コイルの発振期間の少なくとも1回、入力電流が閾値未満であると判定すると、伝送コイルの発振を間欠発振から連続発振に切り替える。【選択図】図1
請求項(抜粋):
送電装置と第1受電装置とを備える非接触電力伝送システムであって、 前記送電装置は、 電力を伝送するための伝送コイルと、 前記伝送コイルを発振させて前記伝送コイルに交番磁界の磁束を発生させる発振部と、 前記発振部を制御して、前記伝送コイルに連続発振又は所定周期での間欠発振を行わせる発振制御部と、 前記伝送コイルに入力される入力電流を検出する電流検出部と、 を含み、 前記第1受電装置は、 前記伝送コイルに発生する磁束に鎖交する受電コイルと、 前記受電コイルに電流が流れる第1コイル状態と前記受電コイルに電流が流れない又は流れる電流が所定値以下である第2コイル状態との間でコイル状態を切り替えるコイル状態切替部と、 前記伝送コイルが前記間欠発振を行っているときに、前記コイル状態切替部を制御して、前記所定周期に同期して、前記第1コイル状態と前記第2コイル状態との間で前記コイル状態を切り替えさせるコイル状態制御部と、 を含み、 前記コイル状態制御部は、前記コイル状態を、1回の前記伝送コイルの発振期間に前記第1コイル状態にさせ、続くN回(Nは予め定められた1以上の整数)の前記伝送コイルの発振期間に前記第2コイル状態にさせるコイル状態切替動作を実行し、 前記発振制御部は、前記1回の前記伝送コイルの発振期間において、前記電流検出部により検出された前記入力電流が予め定められた閾値以上であると判定し、かつ、前記続くN回の前記伝送コイルの発振期間において、少なくとも1回、前記電流検出部により検出された前記入力電流が前記閾値未満であると判定すると、前記発振部を制御して、前記伝送コイルの発振を前記間欠発振から連続発振に切り替える非接触電力伝送システム。
IPC (2件):
H02J 50/00 ,  H02J 7/00
FI (2件):
H02J17/00 B ,  H02J7/00 301D
Fターム (8件):
5G503AA01 ,  5G503BA01 ,  5G503BB01 ,  5G503CA01 ,  5G503CA11 ,  5G503GB08 ,  5G503GD03 ,  5G503GD06

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