特許
J-GLOBAL ID:201603010057973699
動画像処理装置、動画像情報処理プログラムおよび動画像処理方法
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-150268
公開番号(公開出願番号):特開2016-024743
出願日: 2014年07月23日
公開日(公表日): 2016年02月08日
要約:
【課題】反射や影の多発する屋内動画像から影や反射領域を含まない前景領域の抽出を少ない演算量で抽出する動画像処理装置、動画像情報処理プログラムおよび動画像処理方法を提供する。【解決手段】動画像から前景領域を抽出する動画像処理装置1であって、画素の特徴量を生成する特徴量生成部8と、特徴量の確率的振る舞いを複数のガウス分布で合成し、使用頻度の高い背景ガウス分布と低い前景ガウス分布に分け、特徴量が前景ガウス分布に属する場合を前景画素とする混合ガウスモデル分離部9と、前景画素を選択する変更部10と、前景画素が影に起因している場合を検出して背景画素とする影除去部11と、反射に起因している場合を検出して背景画素とする反射除去部12と、新たに背景化された特徴量を含むガウス分布と任意の背景ガウス分布間で平均以外のガウス係数を交換する新たな係数更新を追加することで演算量を削減することを特徴とする。【選択図】図2
請求項(抜粋):
動画像を構成するフレーム画像を画素毎に分け、画素より特徴量を抽出する手段と、混合ガウスモデルによる前景分離手段であって、前記特徴量の振る舞いを複数のガウス分布による確率分布でモデル化し、現在の特徴量がこれらのガウス分布に合わない場合は特徴量を平均とするガウス分布を生成して既存ガウス分布のうち最も使われていないガウス分布に置き換え、この混合ガウスモデルの構成ガウス分布の係数を特徴量に従って修正して次のフレームに混合ガウスモデルを伝え、これまでに使用頻度の高い背景ガウス分布と使用頻度の少ない前景ガウス分布に分離し、現在の画素の特徴量が前景ガウス分布の場合のみ前景とする手段と、前景画素に対して影もしくは反射源に起因して前景となった画素を検出して前景画素を背景に戻す手段と、前記手段で背景に戻された画素の混合ガウスモデルのうち現状の特徴量を平均として持つガウス分布と任意の背景ガウス分布の間で平均以外のガウス分布変数を交換する手段とにより構成され、混合ガウスモデルの修正にガウス分布の係数を交換する新たな手段を追加することを特徴とする動画像処理装置、動画像情報処理プログラムおよび動画像処理方法。
IPC (2件):
FI (2件):
G06T7/20 200B
, G06T7/00 350A
Fターム (6件):
5L096FA23
, 5L096FA32
, 5L096GA30
, 5L096GA40
, 5L096HA03
, 5L096JA11
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