特許
J-GLOBAL ID:201603010935171772

四輪駆動車及び四輪駆動車の制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 平田 忠雄 ,  野見山 孝 ,  伊藤 浩行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-152605
公開番号(公開出願番号):特開2016-030477
出願日: 2014年07月28日
公開日(公表日): 2016年03月07日
要約:
【課題】クラッチの引き摺りトルクの増大を抑制しながら2輪駆動状態から4輪駆動状態への切り替え応答性を高めることが可能な四輪駆動車及び四輪駆動車の制御方法を提供する。【解決手段】四輪駆動車200は、エンジン202からプロペラシャフト2への駆動力の伝達を遮断可能な駆動力断続装置3と、プロペラシャフト2の回転力を受けて回転する駆動軸112と、駆動軸112と後輪205L,205Rとの間にそれぞれ配置された一対の油圧クラッチ12A,12Bと、一対の油圧クラッチ12A,12Bへ作動油を供給する油圧ユニット14を制御する制御装置10とを備え、制御装置10は、四輪駆動車200が2輪駆動状態から4輪駆動状態に移行する際、油圧クラッチ12Aへの作動油の供給を油圧クラッチ12Bへの作動油の供給よりも優先して行うように油圧ユニット14を制御する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
駆動源の駆動力を左右一対の主駆動輪及び左右一対の補助駆動輪に伝達する4輪駆動状態と、前記駆動源の駆動力を前記左右一対の主駆動輪のみに伝達する2輪駆動状態とを切り替え可能な四輪駆動車であって、 前記4輪駆動状態において前記駆動源の駆動力を前記補助駆動輪側に伝達するプロペラシャフトと、 前記2輪駆動状態において前記駆動源から前記プロペラシャフトへの前記駆動力の伝達を遮断し、前記4輪駆動状態において前記駆動源から前記プロペラシャフトへの前記駆動力の伝達を可能にする断続機構と、 前記プロペラシャフトの回転力を受けて回転し、車幅方向に回転軸を有する駆動軸と、 前記駆動軸と前記左右一対の補助駆動輪との間にそれぞれ配置され、摩擦によって前記駆動力を伝達することが可能な複数のクラッチプレートを有する一対の油圧クラッチと、 前記一対の油圧クラッチへ作動油を供給し、前記作動油によって複数のクラッチプレート同士を摩擦接触させる油圧ユニットと、 前記油圧ユニットを制御する制御装置とを備え、 前記制御装置は、前記2輪駆動状態から前記4輪駆動状態に移行する際、前記一対の油圧クラッチのうち一方の油圧クラッチへの作動油の供給を他方の油圧クラッチへの作動油の供給よりも優先して行う、 四輪駆動車。
IPC (1件):
B60K 23/08
FI (1件):
B60K23/08 C
Fターム (5件):
3D036GA14 ,  3D036GA16 ,  3D036GB05 ,  3D036GD04 ,  3D036GD09

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