特許
J-GLOBAL ID:201603010995803085

駆動力伝達装置の潤滑構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 貝塚 亮平 ,  飯塚 義仁
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-246233
公開番号(公開出願番号):特開2014-095407
特許番号:特許第5848688号
出願日: 2012年11月08日
公開日(公表日): 2014年05月22日
請求項(抜粋):
【請求項1】 駆動源からの駆動力によって回転する回転軸と、 前記駆動源からの駆動力による回転を変速して出力する変速機構と、 前記回転軸の内部で軸方向に延びる中空の軸油路と、 該軸油路から径方向の外側に貫通する径方向油路と、 前記回転軸上に設置した環状の外周面を有する環状部材と、 前記環状部材の外径側に設けた環状の内周面を有する他の部材と、を備え、 前記回転軸の回転で前記径方向油路から導出された潤滑油が前記環状部材の外周面と前記他の部材の内周面との隙間に形成された潤滑油通路を通って前記変速機構を含む潤滑を要する箇所に供給される駆動力伝達装置の潤滑構造であって、 前記環状部材は、 前記回転軸上に設置されて該回転軸と一体に回転する本体部と、該本体部に対して径方向に沿って移動可能に設けられて前記潤滑油通路を流通する潤滑油の流量を調整可能な流量調節部材と、前記本体部と前記流量調節部材との間に介在して該流量調節部材を径方向の内側に向けて付勢する付勢手段と、を備え、 前記回転軸の回転による遠心力で前記流量調節部材が前記付勢手段の付勢力に抗して前記潤滑油通路に向かって移動することで、該潤滑油通路の流路面積が縮小し、該潤滑油通路を流通する潤滑油の流量の増加が抑制されるように構成した ことを特徴とする駆動力伝達装置の潤滑構造。
IPC (1件):
F16H 57/04 ( 201 0.01)
FI (1件):
F16H 57/04 K

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