特許
J-GLOBAL ID:201603011164025473
被覆摺動部材
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
赤尾 謙一郎
, 下田 昭
, 栗原 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-187450
公開番号(公開出願番号):特開2016-060921
出願日: 2014年09月16日
公開日(公表日): 2016年04月25日
要約:
【課題】母材の表面に水素を含まないダイヤモンドライクカーボンを厚さ3μm以上形成した場合の被膜表面の研磨加工を容易にし、潤滑油と接触する環境下で低摩擦と耐摩耗性を実現した被覆摺動部材を提供する。【解決手段】潤滑油と接触する環境下で使用される被覆摺動部材10であって、母材12と、炭素を用いる真空アーク法により母材の表面に形成され、実質的に水素を含まず炭素のみによって構成されたダイヤモンドライクカーボンからなる厚さ3μm以上の第1の硬質炭素層14と、炭素を用いる真空アーク法により第1の硬質炭素層の表面に直接形成され、実質的に水素を含まず炭素と窒素のみによって構成されたダイヤモンドライクカーボンからなる第2の硬質炭素層15と、を有し、第2の硬質炭素層の膜厚が、第1の硬質炭素層の膜厚の3〜35%である。【選択図】図1
請求項(抜粋):
潤滑油と接触する環境下で使用される被覆摺動部材であって、
母材と、前記母材の表面に形成された硬質炭素被膜とを有し、
前記硬質炭素被膜は、
炭素を用いる真空アーク法により前記母材の表面に形成され、実質的に水素を含まず炭素のみによって構成されたダイヤモンドライクカーボンからなる厚さ3μm以上の第1の硬質炭素層と、
炭素を用いる真空アーク法により前記第1の硬質炭素層の表面に直接形成され、実質的に水素を含まず炭素と窒素のみによって構成されたダイヤモンドライクカーボンからなる第2の硬質炭素層とによって構成され、
前記第2の硬質炭素層の膜厚が、前記第1の硬質炭素層の膜厚の3〜35%である被覆摺動部材。
IPC (3件):
C23C 14/06
, C01B 31/02
, F16J 9/26
FI (3件):
C23C14/06 P
, C01B31/02 101Z
, F16J9/26 C
Fターム (47件):
3J044AA02
, 3J044BA02
, 3J044BA03
, 3J044BB18
, 3J044BB35
, 3J044BC06
, 3J044DA09
, 3J044DA16
, 3J044DA17
, 4G146AA05
, 4G146AA15
, 4G146AB07
, 4G146AC01A
, 4G146AC01B
, 4G146AC16A
, 4G146AC16B
, 4G146AC27A
, 4G146AC27B
, 4G146AD16
, 4G146AD17
, 4G146AD26
, 4G146BA01
, 4G146BB23
, 4G146BC01
, 4G146BC10
, 4G146BC17
, 4G146BC23
, 4G146BC27
, 4G146BC29
, 4G146BC38B
, 4G146BC41
, 4G146CB07
, 4G146DA03
, 4G146DA17
, 4G146DA22
, 4G146DA33
, 4G146DA40
, 4K029AA02
, 4K029BA34
, 4K029BB02
, 4K029BB10
, 4K029BD04
, 4K029CA03
, 4K029CA04
, 4K029DD06
, 4K029EA01
, 4K029JA02
引用特許: