特許
J-GLOBAL ID:201603011401971990

コンクリート構造物内の空洞量推定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 安彦 元 ,  眞榮城 繁樹
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-132397
特許番号:特許第5997864号
出願日: 2016年07月04日
要約:
【課題】大気圧の変動や気温の変化など現場の気象条件に左右されず、またシース管内の空洞形状によらず、精度よくコンクリート構造物内の空洞量が推定可能なコンクリート構造物の空洞量推定方法を提供する。 【解決手段】コンクリート構造物(PC構造物101)の内部に存在する空洞Xの容積を推定して算出するコンクリート構造物の空洞量推定方法であって、所定の圧力まで減圧した容積既知の減圧容器3と、空洞Xを、開放閉塞自在な開閉バルブ9を介して連通させ、減圧容器3内の圧力と温度、及び空洞X内と連通する空気の圧力と温度を、開閉バルブ9の開放前後に亘り計測し、計測した圧力と温度の各計測値を理想気体の状態方程式から導出した式に代入して空洞Xの容積を算出する。 【選択図】図1
請求項(抜粋):
【請求項1】 コンクリート構造物の内部に存在する空洞の容積を推定して算出するコンクリート構造物の空洞量推定方法であって、所定の圧力まで減圧した容積既知の減圧容器と、前記空洞を、開放閉塞自在な開閉バルブを介して連通させ、前記減圧容器内の圧力と温度、及び前記空洞内と連通する空気の圧力と温度を、前記開閉バルブの開放前後に亘り計測し、計測した圧力と温度の各計測値を理想気体の状態方程式から導出した次式に代入して前記空洞の容積を算出することを特徴とするコンクリート構造物内の空洞量推定方法。 ここで、P1:減圧容器内の気体の圧力(kPa)、V1:減圧容器内の気体の容積(ml)、T1:減圧容器内の気体の温度(K)、P2:空洞内の気体の圧力(kPa)、V2:空洞内の気体の容積(ml)、T2:空洞内の気体の温度(K)、P3:混合気体の圧力(kPa)、T3:混合気体の温度(K)である。
IPC (1件):
G01F 17/00 ( 200 6.01)
FI (1件):
G01F 17/00 C
引用特許:
出願人引用 (5件)
全件表示

前のページに戻る