特許
J-GLOBAL ID:201603011660985045

シス-5-ヒドロキシ-L-ピペコリン酸の生物学的な製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人特許事務所サイクス
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2013066218
公開番号(公開出願番号):WO2013-187438
出願日: 2013年06月12日
公開日(公表日): 2013年12月19日
要約:
本発明は、シス-5-ヒドロキシ-L-ピペコリン酸の製造方法を提供する。本発明の製造方法においては、シス-5-ヒドロキシ-L-ピペコリン酸を直接生産可能な遺伝子組換え微生物を用いることができる。本発明は、そのような遺伝子組換え微生物をも提供する。本発明の好ましい態様においては、L-ピペコリン酸の生合成に関与するタンパク質をコードするDNAおよびL-ピペコリン酸のシス-5位水酸化酵素活性を有するタンパク質をコードするDNAを有する遺伝子組換え微生物を培地で培養し、その培養液からシス-5-ヒドロキシ-L-ピペコリン酸を採取することを特徴とする。
請求項(抜粋):
下記の(A)〜(F)のいずれか一のポリヌクレオチドを発現可能な状態で含む微生物により、L-ピペコリン酸を基質としてシス-5-ヒドロキシ-L-ピペコリン酸を生成する工程を含む、シス-5-ヒドロキシ-L-ピペコリン酸もしくはその薬理学上許容される塩またはそれらの溶媒和物の製造方法: (A)配列番号2に記載の塩基配列からなるポリヌクレオチド; (B)配列番号2に記載の塩基配列と相補的な塩基配列からなるポリヌクレオチドとストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、かつL-ピペコリン酸を基質としてシス-5-ヒドロキシ-L-ピペコリン酸を生成する反応を触媒する活性を有するタンパク質をコードするポリヌクレオチド; (C)配列番号2に記載の塩基配列と少なくとも85%以上の同一性を有し、かつL-ピペコリン酸を基質としてシス-5-ヒドロキシ-L-ピペコリン酸を生成する反応を触媒する活性を有するタンパク質をコードするポリヌクレオチド; (D)配列番号25に記載のアミノ酸配列からなるタンパク質をコードするポリヌクレオチド; (E)配列番号25に記載のアミノ酸配列において1若しくは複数のアミノ酸が置換、欠失、挿入、および/または付加したアミノ酸配列からなり、かつL-ピペコリン酸を基質としてシス-5-ヒドロキシ-L-ピペコリン酸を生成する反応を触媒する活性を有するタンパク質をコードするポリヌクレオチド; (F)配列番号25に記載のアミノ酸配列と少なくとも85%以上の同一性を有するアミノ酸配列からなり、かつL-ピペコリン酸を基質としてシス-5-ヒドロキシ-L-ピペコリン酸を生成する反応を触媒する活性を有するタンパク質をコードするポリヌクレオチド。
IPC (8件):
C12N 15/09 ,  C12N 1/15 ,  C12N 1/19 ,  C12N 1/21 ,  C12N 5/10 ,  C12P 13/24 ,  C12N 9/02 ,  C12P 17/12
FI (8件):
C12N15/00 A ,  C12N1/15 ,  C12N1/19 ,  C12N1/21 ,  C12N5/00 101 ,  C12P13/24 Z ,  C12N9/02 ,  C12P17/12
Fターム (28件):
4B024AA03 ,  4B024BA08 ,  4B024CA02 ,  4B024DA06 ,  4B024EA04 ,  4B050CC03 ,  4B050DD02 ,  4B050LL05 ,  4B064AE49 ,  4B064CA02 ,  4B064CA19 ,  4B064CA21 ,  4B064CB12 ,  4B064CB17 ,  4B064CC24 ,  4B064CD12 ,  4B064CD13 ,  4B064DA01 ,  4B065AA26X ,  4B065AA26Y ,  4B065AA27Y ,  4B065AB01 ,  4B065AC14 ,  4B065BA02 ,  4B065CA17 ,  4B065CA18 ,  4B065CA28 ,  4B065CA44

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