特許
J-GLOBAL ID:201603011707229198

未知の放射率を有する移動物体の温度を非接触的に求めるための方法およびデバイス

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 渡辺 三彦 ,  水内 龍介
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-547048
公開番号(公開出願番号):特表2016-501378
出願日: 2013年12月13日
公開日(公表日): 2016年01月18日
要約:
本発明は、未知の放射率を有する移動物体、特に、その縦軸に沿って搬送されている金属ワイヤの温度を非接触的に求めるための方法に関し、方法は以下のステップを含む、すなわち、物体は、熱放射を放出する少なくとも1つの放射源を通じて誘導され、物体は、少なくとも1つの放射源によってほとんどまたは完全に包囲されるステップと、放射源を通じて誘導されるときに物体が通過する領域において、少なくとも1つの放射検出器を用いて空間分解熱放射測定が実施されるステップと、移動物体の温度は、空間分解熱放射測定に基づいて求められるステップ。その上、本発明は、対応するデバイスに関する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
未知の放射率を有する移動物体(10)、特に、その縦軸に沿って搬送されている金属ワイヤの温度を非接触的に求めるための方法であって、以下のステップ、すなわち、 前記物体(10)が、既知の温度の熱放射を放出する少なくとも1つの放射源(12、48、56)を通じて誘導され、前記物体(10)は、前記少なくとも1つの放射源(12、48、56)によってほとんどまたは完全に包囲されるステップと、 少なくとも1つの放射検出器(16)を用いて、前記物体(10)が前記少なくとも1つの放射源(12、48、56)を通じて誘導されるときに通過する領域において空間分解熱放射測定が実施され、前記少なくとも1つの放射検出器(16)は、その背景において、前記測定されるべき物体に加えて、前記少なくとも1つの放射源(12、48、56)の前記放射を検出しするステップと、 前記移動物体(10)の温度が、前記空間分解熱放射測定に基づいて、前記少なくとも1つの放射源(12、48、56)によって放出および場合によって反射される前記測定熱放射と、前記移動物体(10)によって放出および反射される前記測定熱放射との間の差を評価することによって求められるステップとを含み、 前記少なくとも1つの放射源(12、48、56)は、入口開口および出口開口を有する空洞放射体(12)を含み、前記物体(10)は前記入口開口および前記出口開口を通って前記空洞放射体(12)を通じて誘導され、前記空洞放射体(12)は、それによって前記空間分解熱放射測定が行われる少なくとも1つの測定開口(14)を備え、 前記空間分解測定のための前記放射検出器(16)は、前記測定開口(14)を通じて、前記移動物体(10)がその移動方向に対して垂直に見たとき前記測定開口(14)の下に位置する第1の領域、および、前記移動物体(10)が、その移動方向に対して垂直に見たときに前記測定開口(14)の下にない第2の領域を検出し、 前記第1の領域からの測定値を使用して前記移動物体の位置が求められ、前記測定値から前記第2の領域における前記移動物体の位置が推定され、前記第2の領域のこの位置において測定される前記移動物体(10)によって放出および反射された前記熱放射が、前記差を形成するのに使用される、方法。
IPC (4件):
G01J 5/00 ,  G01J 5/10 ,  G01J 5/48 ,  G01J 5/02
FI (4件):
G01J5/00 101E ,  G01J5/10 B ,  G01J5/48 E ,  G01J5/02 L
Fターム (10件):
2G066AA01 ,  2G066AA07 ,  2G066AC11 ,  2G066AC16 ,  2G066BA09 ,  2G066BA26 ,  2G066BC12 ,  2G066CA02 ,  2G066CA11 ,  2G066CA15
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 特開昭47-009196
  • 特開昭55-136921
  • 特開昭50-015586
全件表示
審査官引用 (4件)
  • 特開昭47-009196
  • 特開昭55-136921
  • 特開昭50-015586
全件表示

前のページに戻る