特許
J-GLOBAL ID:201603011745590775
液晶ポリエステルの製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (5件):
棚井 澄雄
, ▲廣▼保 直純
, 荒 則彦
, 加藤 広之
, 五十嵐 光永
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-068392
公開番号(公開出願番号):特開2012-214737
特許番号:特許第6029201号
出願日: 2012年03月23日
公開日(公表日): 2012年11月08日
請求項(抜粋):
【請求項1】 式(I)で表される化合物を65モル%以上80モル%以下、式(II)で示される化合物を20モル%以上35モル%以下の割合(但し、式(I)で表される化合物と、式(II)で示される化合物との合計量を100モル%とする)で混合し、更に無水酢酸を加え、130〜160°Cでアセチル化反応を進行させるステップと、
260°C以上350°C以下の温度条件において、アセチル化反応で生じた副生酢酸、重縮合反応で生じる副生酢酸および未反応の無水酢酸を留去しながら重縮合させるステップと、
重縮合反応で生成するプレポリマーを、反応容器から連続的に払い出しながら、払い出した前記プレポリマーを一方向に逐次移送し、移送の過程で固化させるとともに、固化した前記プレポリマーを、移送方向下流に設けられた粉砕機で連続的に粉砕するステップと、
得られるプレポリマー粒子を固相状態のまま不活性気体の流通下において熱処理して固相重合するステップとを含み、
前記重縮合させるステップでは、留去した前記副生酢酸および前記未反応の無水酢酸の量が、式(I)で表される化合物および式(II)で示される化合物が化学量論的関係で反応したときに生じる前記副生酢酸の理論量および未反応の前記無水酢酸の理論量の合計量に対して、95%以上となることを確認するまで反応を続け、
前記粉砕するステップでは、留去した前記副生酢酸および前記未反応の無水酢酸の量が、前記合計量に対して95%以上となったことを確認した後に、前記プレポリマーを前記反応容器から連続的に払い出すことを特徴とする液晶ポリエステルの製造方法。
(但し、R1は水素原子、Xはヒドロキシ基を示し、R2は塩素原子、臭素原子またはアルキル基を示し、xは0から4のいずれかの整数である。アルキル基は、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、ターシャルブチル基からなる群から選ばれる基である。xが2以上である場合、R2は同一でもよく、互いに異なってもよい。
式(I)は、R1,R2,Xのうち少なくとも1つが互いに異なる複数の化合物を含むこととしてもよい。)
(但し、R1およびXの定義は、式(I)におけるそれぞれの定義と同じである。
R3、R4は、それぞれ塩素原子またはアルキル基を示し、yは0から3のいずれかの整数であり、yが2または3の場合、複数のR3は互いに同一または異なる。zは0から3のいずれかの整数であり、zが2または3の場合、複数のR4は互いに同一または異なる。アルキル基は、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、ターシャルブチル基からなる群から選ばれる基である。)
IPC (2件):
C08G 63/78 ( 200 6.01)
, C08G 63/06 ( 200 6.01)
FI (2件):
引用特許:
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