特許
J-GLOBAL ID:201603012258464957

アナログ電子時計

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-123249
公開番号(公開出願番号):特開2016-166904
出願日: 2016年06月22日
公開日(公表日): 2016年09月15日
要約:
【課題】ユーザから指針の早送り命令を受け付けた際、速やかに指針の回転を開始させるアナログ電子時計を提供する。【解決手段】入力操作に基づきステッピングモータを連続的に回転動作させる早送り制御手段と、早送り中にステッピングモータの駆動速度を変化させる変速制御手段と、早送り開始前に、輪列機構の歯車間にその回転方向への隙間があるかを判別する隙間判別手段と、隙間がある輪列機構への回転入力ステッピングモータを隙間に応じたステップ数回転動作させる隙間解消制御手段とを備え、隙間解消制御手段は、回転入力ステッピングモータが一個の場合、駆動速度を早送り移動に係る予め設定された最初の駆動速度よりも高速とし、複数個の場合、この最初の駆動速度で全ての隙間が解消されるよりも短時間で隙間が解消されるように、少なくとも一個の駆動速度を最初の駆動速度よりも高速とする。【選択図】図2
請求項(抜粋):
ステッピングモータと、 前記ステッピングモータの回転動作に応じて所定の角度ずつ回転する指針と、 複数の歯車の噛み合わせにより、前記ステッピングモータから入力された回転動作を前記指針に伝達する輪列機構と、 ユーザの入力操作を受け付ける操作手段と、 前記操作手段からの入力操作に基づいて前記ステッピングモータを連続的に回転動作させ、前記指針を早送り移動させる早送り制御手段と、 当該早送り制御手段による前記指針の早送り移動中に、前記ステッピングモータの駆動速度を変化させる変速制御手段と、 前記早送り制御手段による前記指針の早送り移動が開始される前に、当該早送り移動の回転方向に、前記指針に回転動作を伝達する輪列機構の歯車の噛み合わせに係る隙間が存在するか否かを判別する隙間判別手段と、 当該隙間判別手段により前記隙間があると判別された輪列機構に対して回転動作を入力するステッピングモータを、前記隙間に対応するステップ数回転動作させる隙間解消制御手段と を備え、 前記隙間解消制御手段は、 前記回転動作させるステッピングモータが一個の場合には、当該ステッピングモータの駆動速度を前記早送り移動に係る予め設定された最初の駆動速度よりも高速とし、 前記回転動作させるステッピングモータが複数個の場合には、当該複数個のステッピングモータを前記最初の駆動速度で回転動作させることで全ての前記隙間を解消させるのに要する時間よりも、当該全ての隙間を解消させるのに要する時間が短くなるように、前記回転動作の前記ステップ数に応じて前記回転動作させるステッピングモータのうち少なくとも一個の駆動速度を前記最初の駆動速度よりも高速とする ことを特徴とするアナログ電子時計。
IPC (2件):
G04C 3/14 ,  G04C 9/08
FI (2件):
G04C3/14 T ,  G04C9/08 E
Fターム (8件):
2F101BA00 ,  2F101BB01 ,  2F101BG05 ,  2F101BG16 ,  2F101BH05 ,  2F101CA03 ,  2F101CE06 ,  2F101CF01

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