特許
J-GLOBAL ID:201603012711560717

眼球インプラントに治療薬を注入するためのシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 山川 茂樹 ,  山川 政樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-046673
公開番号(公開出願番号):特開2016-135270
出願日: 2016年03月10日
公開日(公表日): 2016年07月28日
要約:
【課題】長期間に亘って埋め込むときに薬物放出が維持可能であるように改良された治療装置及び方法を提供する。【解決手段】治療薬を放出する治療装置100は、貯蔵部を有する容器に連結された多孔質構造体150を有する。貯蔵部は、これが多孔質構造体に連結されて患者内に埋め込まれたときに長時間にわたって、治療量の治療薬を放出する大きさの容積を有する。治療装置は、送達装置の管腔から送達可能であるように、保持構造部120及び貯蔵部を有する。治療装置は、これが患者内に埋め込まれたときに治療装置内へ治療薬を注入するポート部を有する。【選択図】図7B-2
請求項(抜粋):
硝子体液および強膜を持つ患者の目を治療するための、埋め込み可能な、治療装置であって、前記治療装置は、 治療薬を保持し、長期間にわたって、治療に必要な量の前記治療薬を前記硝子体液中に放出するように構成された容器を備え、 前記容器は、生体適合材料から成る硬質の不透過性の壁により形成されるとともに、 前記強膜の上側に連結するように構成された近位の延長部と、 前記近位の延長部の下に前記強膜を受容するように構成された中間の峡部と、 前記硝子体液の中に設置され、治療薬の液体製剤を含むように構成された遠位の補充可能な貯蔵部とを備え、 前記中間の峡部は、第1の方向にわたる第1の断面の距離幅と、前記第1の断面の距離幅よりも小さい第2の方向にわたる第2の断面の距離幅を有し、 前記近位の延長部は、注入可能な表面を通じて前記遠位の補充可能な貯蔵部への前記治療薬の注入を受け入れ、 前記治療装置は、硬質多孔質構造体であって、前記硬質多孔質構造体内の空隙部の割合に対応する多孔率を有する硬質多孔質構造体をさらに備え、前記硬質多孔質構造体は、前記遠位の補充可能な貯蔵部の端部に連結され、治療に必要な量の治療薬を、長期間にわたって、前記硝子体液に放出するように調整されており、 前記治療装置が埋め込まれ使用されている間は、前記遠位の補充可能な貯蔵部の容積は固定されていることを特徴とする、治療装置。
IPC (1件):
A61F 9/007
FI (1件):
A61F9/007 170
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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