特許
J-GLOBAL ID:201603012716339865

抵抗スポット溶接方法および抵抗スポット溶接継手の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 杉村 憲司 ,  川原 敬祐 ,  酒匂 健吾
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-535762
特許番号:特許第5999293号
出願日: 2016年02月16日
要約:
【要約】 所定の板組みを、一対の電極によって挟み、加圧しながら通電して接合する抵抗スポット溶接方法において、本溶接工程と、本溶接工程に先立つテスト溶接工程とをそなえ、本溶接工程およびテスト溶接工程の通電パターンを2段以上の多段通電ステップに分割し、本溶接工程の第1通電ステップでは、散りが発生しない電流値を選定して定電流制御により溶接を行い、その後の第2通電ステップ以降では、適応制御溶接を行う。
請求項(抜粋):
【請求項1】 重ね合わせた2枚以上の厚板の少なくとも一方に薄板を重ね合わせた板組みを、一対の電極によって挟み、加圧しながら通電して接合する抵抗スポット溶接方法において、 本溶接工程と、該本溶接工程に先立つテスト溶接工程とをそなえ、 前記本溶接工程および前記テスト溶接工程では、通電パターンを2段以上の多段通電ステップに分割し、 また、前記テスト溶接工程では、通電ステップ毎に、定電流制御により通電して適正なナゲットを形成する場合の電極間の電気特性から算出される、単位体積当たりの瞬時発熱量の時間変化および単位体積当たりの累積発熱量を目標値として記憶させ、 前記本溶接工程では、第1通電ステップにおいて、散りが発生しない電流値を選定して定電流制御により溶接を行い、その後の第2通電ステップ以降において、前記テスト溶接工程で目標値として記憶させた単位体積当たりの瞬時発熱量の時間変化曲線を基準として溶接を行い、いずれかの通電ステップにおいて、瞬時発熱量の時間変化量が基準である時間変化曲線から外れた場合に、その外れ量を当該通電ステップの残りの通電時間内で補償すべく、当該通電ステップでの累積発熱量が前記テスト溶接工程で予め求めた当該通電ステップでの累積発熱量と一致するように通電量を制御する適応制御溶接を行う、抵抗スポット溶接方法。
IPC (2件):
B23K 11/24 ( 200 6.01) ,  B23K 11/11 ( 200 6.01)
FI (2件):
B23K 11/24 320 ,  B23K 11/11 540

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